1月11日、北海道日本ハムファイターズから福岡ソフトバンクホークスへフリーエージェント(FA)移籍した近藤健介の人的補償選手が、田中正義に決まったことが、両球団から発表された。
田中はソフトバンク球団を通じ「連絡を受け正直驚きましたし、まだ心の整理はついていませんが、日本ハムに戦力として選んで頂き光栄に思っています」と現在の心境についてコメント。
続けて「ホークスの皆さんには、なかなか結果が出ない僕をこれまで支えて頂き、本当に感謝しています。寂しい気持ちはありますが、新天地のマウンドを通して自分の気持ちを表現できるよう、これからも懸命に努力していきたいと思います。ホークスファンの皆さん、6年間応援ありがとうございました」と古巣への感謝の想いを語った。
日本ハムの稲葉篤紀GMは「アマチュア時代からずっと見ていた選手であり、非常にポテンシャルが高く、その持っている能力に期待して、田中選手を選ぶという結論に至りました。ストレートの強さに魅力を感じますし、新天地で力を発揮してほしいです。ファイターズで新たな気持ちで挑戦してほしいと思います」と期待を寄せた。
田中は創価高から創価大を経て、2016年ドラフト1位でソフトバンクへ入団した右腕投手。2年目の2018年にデビューを果たすも、一軍定着はならず。6年間で通算34試合に登板、36回を投げて0勝1敗、2ホールド、35奪三振、防御率4.25の成績を残している。
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