1月14日、阪神タイガースがポスティングシステムでのメジャーリーグベースボール(MLB)移籍を目指していた藤浪晋太郎が、オークランド・アスレチックスに移籍することを発表した。
藤浪はプロ10年目となった昨シーズン、16試合(うち先発10)に登板、66.2回を投げて3勝5敗、65奪三振、防御率3.38の成績だった。
球界屈指の投手陣を誇る阪神とあって、登板機会に恵まれていたわけではなかったが、その中でも随所で持ち味を発揮してファンを沸かせた。
8月27日にバンテリンドームナゴヤで行われた中日ドラゴンズ戦では、先発して7回5安打1失点7奪三振の好投で2勝目をマーク。3-1で迎えた7回二死一塁の場面では、代打・三好大倫に対して3球連続ストレートを投げ込み空振り三振に打ち取った。
これにDAZN公式Twitterが「藤浪晋太郎の咆哮 魂のストレートで三球三振」とコメントをつけて映像を投稿すると、「これぞ我らの待ち望んだエースの姿だ」「復活のF」と藤浪を絶賛する声が多く届けられた。
9月9日に横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズ戦では、プロ野球史上154人目となる通算1000奪三振を達成。昨シーズン規定打席に到達した打者の中で最も三振の少なかった宮﨑敏郎(35個)から、節目の三振を奪ってみせた。
9月18日に甲子園で行われた東京ヤクルトスワローズ戦では、村上宗隆との力勝負を見せた。2回先頭の第1打席で155キロのストレートを投げ込むと、村上もそれをフルスイング。強烈な打球が右翼の佐藤輝明のグラブに収まったシーンは多くのファンを魅了した。
DAZN公式Twitterが「18.44m、力と力の勝負」とコメントをつけて映像を投稿すると、こちらも大きな反響を呼んだ。
ここ数年は思うような投球ができていなかった藤浪だが、2022年は復活のきっかけを掴んだシーズンと言えるかもしれない。アメリカの地で大きく飛躍を遂げることを期待したい。
また藤浪が移籍するアスレチックスは、大谷翔平が所属するロサンゼルス・エンゼルスと同じア・リーグ西地区だ。高校時代から野球界を沸かせてきた2人の再戦を楽しみに待ちたい。
関連記事
● 藤浪晋太郎がMLBオークランド・アスレチックスと1年契約で合意 阪神タイガースからポスティング申請
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?