2005年から始まったセ・パ交流戦。新型コロナウイルスの影響で中止となった2020年を除いて17回行われている。2022年シーズン終了時点における現役投手による勝ち星ランキングを確認しておきたい。
27勝:球界最年長の大ベテラン石川雅規(東京ヤクルトスワローズ)
セ・パ交流戦でもっとも勝ち星を挙げているのは球界最年長の石川雅規だ。27勝はすでに現役を引退している選手を含めても最多となっている。
5月10日の阪神タイガース戦では6回3分の1を投げ無失点。入団1年目から22年連続白星のNPBタイ記録を樹立した。その試合でマウンドから降りる際に嶋基宏コーチとグータッチを交わしたシーンは話題を呼んだ。セ・パ交流戦でも勝ち星を積み重ねることに期待がかかる。
26勝:松坂世代最後のNPB現役選手となった和田毅(福岡ソフトバンクホークス)
松坂世代(1980年4月2日〜1981年4月1日生)では最後の現役NPBプレーヤーでもある和田毅がセ・パ交流戦で26勝を挙げている。今年4月5日のオリックス・バファローズ戦では今シーズン初勝利。42歳1ヶ月での白星は球団最年長記録となった。
その後も勝ち星を重ねここまで4勝を挙げている。セ・パ交流戦でも白星を挙げ、石川に追いつくことができるか。
25勝:3球団で最多勝を獲得した涌井秀章(中日ドラゴンズ)
埼玉西武ラインズ、千葉ロッテマリーンズ、東北楽天ゴールデンイーグルスを経て、今シーズンから中日ドラゴンズに加入した涌井秀章が、セ・パ交流戦で通算25勝を挙げている。所属した3球団ではいずれも最多勝を獲得しており実績は申し分ない。
マウンド上のポーカーフェイスは今年も健在。初登板となった4月1日の読売ジャイアンツ戦では、1死満塁のピンチで坂本勇人からアウトコースのシンカーで見逃し三振を奪うも表情は変えなかった。セ・パ交流戦でもベテランらしい投球術を見せたいことろ。
23勝:今年5月に通算150勝を達成した岸孝之(東北楽天ゴールデンイーグルス)
今年12月に38歳となる岸孝之が通算23勝を挙げている。17年目を迎えた岸は4月16日の福岡ソフトバンクホークス戦で通算2000奪三振、5月2日の千葉ロッテマリーンズ戦では通算150勝をそれぞれ達成。節目が続いている。
しかし5月10日のオリックス・バファローズ戦で腰を痛め緊急降板。報道によると大きな怪我ではないようで5月25日に二軍戦で故障後初登板を果たした。セ・パ交流戦で一軍復帰となるか。
23勝:日米通算200勝に最も近い田中将大(東北楽天ゴールデンイーグルス)
NPBでは10年目の田中将大が岸と並んで23勝を挙げている。今年はエスコンフィールド北海道の初試合となった開幕戦で開幕投手を務め見事勝利投手となった。その後のお立ち台では「ぼくには経験がある」と日米で培ってきた経験を語った。
その後はやや伸び悩んでいるものの日米通算200勝まであと8勝に迫っており、今シーズン中の到達を果たすためにもセ・パ交流戦で白星を積み重ねたいところ。
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