今年もセ・パ交流戦の季節がやってきた。あまり見る機会のない異なるリーグのチームの対戦は、やはり心が躍る。開幕からここまで結果を残しておりセ・パ交流戦でも注目したい野手を5人紹介する。
主将としてチームを引っ張る柳田悠岐:福岡ソフトバンクホークス
チームの顔ではなくリーグ、いや球界の顔と言っても過言ではない柳田悠岐。キャプテンとなって2年目のシーズンだが、今年は開幕から絶好調。打率.317、出塁率.436、OPS.960はいずれもリーグトップ。8本塁打もリーグトップタイとなっており、申し分ない成績でチームを引っ張っている。今年10月に35歳になるとは思えない勢いだ。
5月6日の千葉ロッテマリーンズ戦(ZOZOマリンスタジアム)では強風が吹き荒れる中、そんなのお構いなしといった表情でホームランをかっ飛ばした。高出塁率に凄まじい長打力が備わった柳田にまだまだ注目だ。
FA移籍1年目から攻守に躍動する森友哉:オリックス・バファローズ
昨シーズンオフにFA権を行使し埼玉西武ライオンズからオリックス・バファローズに移籍した森友哉がリーグ3位の打率.302はリーグ3位と変わらぬ結果を残している。
古巣西武との対戦だった開幕戦で9回2死から同点ホームランの強烈な恩返し。さらに5月6日の西武戦でも9回2死から同点タイムリーを放ってみせた。西武時代に首位打者を獲得している「打てる捕手」はオリックスに移籍しても健在だ。
昨季の首位打者は今季も得点圏の鬼・松本剛:北海道日本ハムファイターズ
昨シーズン大ブレイクを果たしパ・リーグの首位打者を獲得した松本剛は今年もヒットを積み重ねている。4月18日終了時点で打率.196と開幕ダッシュこそできなかったが、翌日から13試合連続ヒット、25試合連続出塁と調子を上げ打率.294とリーグ4位にまで押し上げてきた。
昨季得点圏打率も昨季の.419からは下がっているものの、それでも.313と3割超え。チャンスできっちり走者を迎え入れる打撃は健在だ。
開幕ダッシュに大成功した宮﨑敏郎:横浜DeNAベイスターズ
今年12月に35歳となる宮﨑敏郎がとんでもない成績を残している。ここまで打率.402(122打数49安打)、9本塁打、27打点。打率はトップ、本塁打はトップタイ、打点は3位タイ。いずれもランキングの3位以内に入る好調ぶり。
20本塁打以上は2018年の1度だけながらも本塁打を量産中。決して足が速いわけではなく内野安打はほとんどない。それにもかかわらずハイアベレージを維持してるのには驚きだ。
セ・パ交流戦でどこまで数字を積み上げることができるのか楽しみだ。
安打製造機は35歳になっても健在の安打製造機・秋山翔吾:広島東洋カープ
宮﨑と打率ランキングを争っているのが同学年の秋山翔吾だ。リーグ2位の打率.370(173打数64安打)と絶好調。64安打は2位の近本光司(阪神)に9本の差をつけてダントツのトップ。
5月16日の横浜DeNAベイスターズ戦ではNPB通算1500安打を達成。NPBのシーズン最多安打記録保持者は35歳になっても健在だった。かつてプレーしたパ・リーグとの対戦になるセ・パ交流戦でも安打を積み重ねていく。
※数字は2023年5月25日終了時点
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