セ・パ交流戦は全18試合と少ない試合数で争われることもあり、”交流戦男”が誕生することも珍しくない。さて、今回は過去3回のセ・パ交流戦の成績から交流戦に強い”交流戦男”と呼んでもおかしくない5人紹介したい。
なお、2020年は新型コロナウイルスの影響で中止となっているため、2019年、2021年、2022年の3回の成績を参考にしている。
過去3回のセ・パ交流戦で合計18発放った村上宗隆:東京ヤクルトスワローズ
昨シーズン56本塁打を放った村上宗隆はセ・パ交流戦でも本塁打を量産している。2019年は5本、2021年は7本、そして昨年は6本と過去3回のセ・パ交流戦で合計18本。48試合で18本は143試合換算すると54本ペースになる。
自身が記録したシーズン56本塁打とほぼ同等のペースで本塁打を放ってきた。今シーズンはやや不振ではあるが、それでもここまでリーグ4位タイの8本塁打。開幕戦の第1打席で昨年を思い出すかのような一発を放ったように、セ・パ交流戦でも過去の良い結果をなぞるようなホームランを見せることができるか。
2021年には4割超えで首位打者となったビシエド:中日ドラゴンズ
今シーズンは二軍落ちも経験するなど苦しい戦いが続いているビシエドだが、セ・パ交流戦ではこれまで好成績を残してきた。
過去3回のセ・パ交流戦を振り返ってみると、2019年は打率.349(63打数22安打)、2021年は打率.409(66打数27安打)、そして昨年も打率.328(64打数21安打)と打ちまくってきた。
打率4割超を記録した2021年6月5日のオリックス・バファローズ戦では、バンテリンドームで1試合2本塁打を記録した。これがビシエドのバンテリンドームにおける1試合2本塁打は最後。得意のセ・パ交流戦で豪快な一発に期待がかかる。
今年はリードオフマン佐野恵太:横浜DeNAベイスターズ
2020年に首位打者、昨年は最多安打のタイトルを獲得した佐野恵太はセ・パ交流戦で結果を残している。2019年はレギュラー定着前のため規定打席にも到達せず打率.273(22打数6安打)だったが、2021年は打率.314(70打数22安打)、昨年は打率.333(75打数25安打)と年々打率を上げている。
リードオフマンとして臨むことが濃厚な今年は、先頭打者ホームランでチームに勢いをつける打撃を見せたいところ。
1年目にセ・パ交流戦の首位打者となった無敵の中川圭太:オリックス・バファローズ
2019年に新人ながらセ・パ交流戦の首位打者となった中川圭太は、昨年のセ・パ交流戦で3年ぶりに輝いた。
打率.339(59打数20安打)は首位打者を獲得した1年目の打率.386(70打数27安打)には及ばないものの、打率ランキングで7位に入った。セ・パ交流戦前は打率.241だったが、この活躍で打率.291に急上昇。以降もコンスタントに結果を残し、リーグ2連覇に大きく貢献した。
リーグ3連覇へ向け、今年もセ・パ交流戦で無敵の姿を見せることに期待がかかる。
セ・パ交流戦通算打率3割超え小深田大翔:東北楽天ゴールデンイーグルス
2019年ドラフト1位指名の小深田大翔は2021年に打率339(59打数20安打)、2022年は打率.308(65打数20安打)と打率3割以上を記録した。セ・パ交流戦の通算打率.323(124打数40安打)は、昨年までの通算打率.267(1193打数319安打)を大きく上回る。
今シーズンも得意のセ・パ交流戦で調子を上げ、チーム内で浸透しつつある「鷲掴みポーズ」を見せることができるか。
※数字は5月26日終了時点
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