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10月3日にバンテリンドームナゴヤで行われた中日ドラゴンズ対読売ジャイアンツの試合で、堂上直倫（中日）が引退試合に臨んだ。
「8番・二塁」でスタメン出場した堂上は3回先頭の第1打席で、初球を振り抜きレフト線を破る二塁打を放った。8回無死一塁の第3打席では、三遊間を破る安打を記録。打球は三塁を守る同級生・坂本勇人のグラブの先を抜ける当たりとなった。
試合終了後には福田永将、谷元圭介、大野奨太の3選手ともに引退セレモニーに出席した堂上。花束を贈るために登場したのは兄で、かつて中日でともにプレーした堂上剛裕さん。この演出にスタンドが沸き、堂上も込み上げるものを抑えることができなかった。
DAZN公式X（旧Twitter）はこれに「お疲れ様でした 兄・剛裕の登場にスタンドが沸く 花束を受け取った堂上直倫には込み上げるものが」とコメントをつけて映像を公開。
ファンからは「これ、激アツやん」「堂上兄弟竜の華」「泣いちゃった」「これは泣くわ」「最高な計らい」「涙腺崩壊」などと感動の声が多く寄せられた。
子供の頃から背中を追いかけ続け、愛工大名電高、中日と同じ道を歩んできた3歳年上の兄に見守られる中、堂上直倫が現役生活に幕を閉じた。
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