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【開幕インタビュー】「世界一に輝いたWBC組の活躍がシーズンの鍵」解説者が語る2023シーズンの見どころとは?|プロ野球

【開幕インタビュー】「世界一に輝いたWBC組の活躍がシーズンの鍵」解説者が語る2023シーズンの見どころとは?|プロ野球(C)産経新聞社
【プロ野球 開幕インタビュー】2023年のプロ野球が3月30日に開幕する。新シーズンの幕開けを前に、DAZNで解説を務める秦真司氏に、セ・リーグの展望を伺った。
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2023年のプロ野球が3月30日に開幕する。今年はシーズン前に第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が行われ、侍ジャパンが3大会ぶりとなる世界一に輝いた。

シーズン開幕前に行われた世界大会の影響はどのようなものか。DAZNで解説を務め、自身は1984年に行われたロサンゼルス五輪で金メダルを獲得した秦真司さんに、WBCに出場した選手たちについて話を伺った。

※インタビューは3月13日に実施

国際大会の緊張感、責任感は桁違い

20230328_WBC02(C)産経新聞社

──今シーズン開幕前にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が行われました。国際舞台は、普段では感じられないようなプレッシャーのなかでプレーしていたと思います。実際に日の丸を背負って戦うプレッシャーはいかがでしょうか?

私も1984年にアマチュア選手としてロサンゼルス五輪に出場して金メダルを取りましたが、負けたら終わりというとてつもないプレッシャーのなかでプレーしました。レギュラーシーズンとは全く別物です。初見の投手、打者に対して勝負をしなければいけない。映像を見ますが、そのイメージと実際に対峙したイメージは全く異なります。緊張感、責任感も違いますし、そういうものを背負って戦うのが全日本です。日の丸を背負ってプレーすることは、思っている以上にプレッシャーを感じるものです。

今年は大谷翔平投手やダルビッシュ有投手も参加していて、最強・侍ジャパンと言われています。能力の高い選手が集まっている上に、気を抜けるところもありません。集中力も緊張感も高い大会です。

──WBCは、通常であればオープン戦の期間に行われます。この時期はまだ失敗も許容されるものですが、WBCに出場する選手たちは、シーズン開幕前から結果が求められるシビアな状況を経験しています。シーズンへの影響は?

おっしゃるように、本来はオープン戦の時期です。しかしWBCに参戦したメンバーは、早めに仕上げて大会に臨んでいます。さらに試合では世界一になれるかどうかを背負って戦う大会なので、いきなり集中力が必要になり大変だと思います。

それでもNPBの選手たちはオフシーズンの過ごし方が上手いので、問題ないと思います。WBC組は11月くらいから3月に向けて逆算したトレーニングやランニング、メンタルや相手の研究などをしているはずです。

WBC組の出来はシーズンの1つのポイント

20230328_WBC03(C)産経新聞社

──ペナントレースは長いシーズンでの戦いになります。仕上げが早すぎると言う問題点はいかがでしょうか?

6カ月を戦い抜く通常のシーズンでも大変です。ペナント、クライマックスシリーズ、日本シリーズを戦う長丁場で、緊張感を維持することはとても大変です。そこにきて、今年はシーズン前にWBCがありました。出場した選手を休ませることも大事だと思います。

WBC組は世界一になるために全力で戦っています。それだけに終わった時は、燃え尽きる選手が出てくるでしょう。今年のレギュラーシーズンは、そういったWBC組の出来が1つの鍵を握る。あれほど大きな大会が終わって、すぐにレギュラーシーズンへと切り替えるのは難しい。体の部分は出来上がっているので問題ありませんが、メンタルの部分。「今年一年がんばるぞ」とやり切ることは難しいでしょうね。

──侍ジャパンは日本で有数の選手たちが集まったチームでした。それだけに今年のペナントはWBCに出場したメンバーのメンタル状況で大きく左右されそうですね。

開幕に向けての調整でつまづくと引きずってしまいます。個人的な考えですが、WBCから帰ってきてからの一週間くらいは脱力させたほうがいいでしょう。一度オフにして、スイッチを入れ直してから合流したほうがいい。それくらい切り替えないとしんどいと思っています。

特に切り替えの部分が大事です。大谷翔平やラーズ・ヌートバーのように、試合中でもうまく脱力できる選手や、切り替えが上手い選手は大丈夫。引きずるタイプはかなりしんどいですね。オンとオフの切り替えが大事で、それがうまくできないと苦しいシーズンになるでしょう。

インタビュー= 川嶋正隆

1986年5月9日生まれ、福岡県福岡市出身。大学卒業後に携帯サイト『超ワールドサッカー』でライター兼編集者として勤務。2018年からフリーライターとしての活動を開始し、2020年からは念願かなってDAZN NEWSでプロ野球を担当している。

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