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【インタビュー】12球団ナンバーワンの投手力を誇るオリックス。解説・飯田哲也が語る強さの秘訣は「投手がいいと連敗の心配がない」|プロ野球

【インタビュー】12球団ナンバーワンの投手力を誇るオリックス。解説・飯田哲也が語る強さの秘訣は「投手がいいと連敗の心配がない」|プロ野球(C)球団提供
【プロ野球 インタビュー】パ・リーグ王者のオリックス・バファローズが、5月2日からの3連戦で福岡ソフトバンクホークスと対戦する。試合の見どころについて、DAZNで解説をする飯田哲也氏に伺った。
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昨年のパ・リーグ王者であるオリックス・バファローズは、ここまで14勝10敗で千葉ロッテマリーンズと並んで同率の首位。吉田正尚のメジャー挑戦による不安を払拭する戦いぶりを見せている。

そんな状況のなか、ゴールデンウィーク連戦では最初のカードで昨シーズンにパ・リーグの覇権を争ったソフトバンクと対戦する。この注目の一戦についてDAZNで解説を務める飯田哲也氏に、見どころを伺った。

※インタビューは4月25日に実施

「オリックスは投手の育て方もうまいがスカウトがいい」

──パ・リーグ王者であるオリックス・バファローズは、ここまで大きな連敗もなくいい位置につけています。ここまでの戦いぶりはいかがでしょうか?

オリックスの武器はなんと言っても、12球団でもナンバーワンの投手力です。これまでと同じように、少ないチャンスを点に結びつけて投手力で逃げ切る野球は変わってないと思います。

──まさに12球団トップの投手力だと思います。そこへ開幕投手を務めた山下舜平大投手など、新たな力も加わり盤石ですね。

またすごい投手が出てきましたよね。うまいし、力強い。ひょろっとしてるのですが、球は速い。今後が楽しみな選手ですね。

オリックスは次から次へといい投手が出てくる。でもこれは今に始まったことではありません。私がホークスのコーチをしていた時に二軍や三軍で対戦していましたが、あの時から「いい投手いるな」「こんなすごい選手いるのか」と驚いていました。もちろん育て方もうまいのですが、スカウトの腕も素晴らしいと思います。

──今年はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)もありました。山本由伸選手や宮城大弥の調子はどうでしょうか?

二人ともきっちりと試合を作りますよね。山本に関しては2敗していますが、防御率は1.16ですし、そこは打線との兼ね合い。ツキがないというか、勝ち星は拾えていないですが、山本自身の投球はさすがだと思います。宮城は防御率0.66と素晴らしい投球を見せていますね。オリックス投手陣の柱と言える活躍だと思います。

今挙げた山本、宮城、山下に加えて田嶋大樹がいる。これだけいい投手がいると、連敗の心配がないのでね。山本が止めてくれるだろう、宮城が止めてくれるだろうと計算できる。山岡泰輔が、先発をやったり中継ぎをやったりと少し不安定ですが、山岡まで調子を上げてきたら手がつけられないですね。

──中継ぎ陣も盤石の活躍を見せています。

特に宇田川優希は、絶対取られちゃいけないところで出てきますよね。5回だろうが、6回だろうが、大事な場面で投げる。回を決めずにやってるのがすごい。勝負どころで出てきて、試合の流れ変わるかなってところをピシャっと抑える。そこが強みですね。やはりオリックスは投手力のチームですし、少ないチャンスをものにして逃げるタイプなので、今年もこの戦い方が続くでしょう。

打線を牽引する森友哉とラオウ

20230501-NPB-orix-batter(C)球団提供

──対して、野手陣はいかがでしょう?吉田正尚選手がメジャー挑戦をして、大きな穴が空いたように感じましたが、森友哉選手の加入もあり、影響を最小限に止めている印象です。

森もすんなりと入って、結果を残していますね。もちろん彼の活躍もあるのですが、一番は、中嶋聡監督の柔軟性にあると思います。相性を見ながら、スタメンを変えながら戦うスタイルは、中嶋監督の得意な分野。吉田の代わりはいないので、全員で戦わないといけない。それを中嶋監督もよくわかっていると思います。

──ラオウ・杉本裕太郎選手の復活も大きいと思います。パ・リーグトップのホームランを放つなど、昨年を払拭する活躍を見せています。

今のオリックス打線を引っ張るのは、森であり、ラオウだと思います。今のラオウからは「やらなきゃいけない」という気持ちが伝わりますね。昨年の悔しさもあるだろうし、吉田がいなくなって責任感も大きくなっている。そういう気持ちが、今の彼の好調の要因だと思います。。

──中嶋監督の手腕も素晴らしいですね。

選手の使い方が上手いですね。若い選手も出てきているなかで、本当は中軸を担わなければいけない紅林弘太郎を二軍スタートとさせました。彼なんかは「このままじゃいかん」と思ったでしょう。上がってきてからはしっかりと結果を残していますし、やはり中嶋監督の選手起用はうまいなと思いますね。

インタビュー= 川嶋正隆

1986年5月9日生まれ、福岡県福岡市出身。大学卒業後に携帯サイト『超ワールドサッカー』でライター兼編集者として勤務。2018年からフリーライターとしての活動を開始し、2020年からは念願かなってDAZN NEWSでプロ野球を担当している。

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