6月16日、プロ野球の交流戦6試合が行われた。
楽天[5-3]広島
英部[0-5]DeNA
オリックス[4-5]ヤクルト
日本ハム[3-3]巨人
ロッテ[7-2]中日
ソフトバンク[1-4]
東北楽天ゴールデンイーグルスが序盤のリードを守り、快勝。楽天は3-0で迎えた3回、鈴木大地の1号2ランでリードを広げた。投げては先発の松井友飛が3回無失点と好投すると、4回以降は1イニング1人の継投でリードを守り抜いた。広島東洋カープは終盤、末包昇大のタイムリーなどで追い上げたが、わずかに及ばなかった。福岡ソフトバンクホークスが敗れたため、楽天の交流戦優勝が決まった。
横浜DeNAベイスターズが7連勝。DeNAは初回、度会隆輝のタイムリーで先制すると、中盤以降もオースティンの7号ソロなどでリードを広げた。投げては先発の石田裕太郎が、9回4安打無失点、無四球と好投。わずか95球にまとめ、マダックスを達成した。埼玉西武ライオンズは先発の渡邉勇太朗が粘りの投球も、打線が沈黙した。
東京ヤクルトスワローズが逆転勝ち。ヤクルトは2-4で迎えた9回、山田哲人、武岡龍世のタイムリーなどで3点を奪い逆転に成功した。投げては4番手の大西広樹が3勝目。オリックス・バファローズは5回の集中打でリードを奪うも、6番手のマチャドが誤算だった。
北海道日本ハムファイターズ対読売ジャイアンツの試合は、延長12回の熱戦の末に引き分けとなった。日本ハムは2-2の6回、万波中正の9号ソロで勝ち越した。しかし8回、巨人がヘルナンデスの3号ソロで同点に追いつくと、9回以降は両軍投手陣が得点を許さず、引き分けに終わった。
千葉ロッテマリーンズが連勝で交流戦を終えた。ロッテは1点を追う2回、上田希由翔のタイムリーなどで逆転に成功。その後もポランコの7号2ランなどでリードを広げた。投げては先発のメルセデスが、7回4安打2失点（自責1）の好投で2勝目を手にした。中日ドラゴンズは投打で振るわなかった。
阪神タイガースが快勝。阪神は初回、1死満塁のチャンスから前川右京の2号満塁弾が飛び出し、4点を先制した。投げては先発の才木浩人が7回5安打1失点、9奪三振の快投で8勝目を手にした。福岡ソフトバンクホークスは先発の石川柊太が試合を作れず。打線も近藤健介の一発による1点にとどまった。
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