6、7月度の候補者、セ・リーグは高橋-大城、パ・リーグは岩下-柿沼らが選出｜プロ野球最優秀バッテリー賞

6、7月度における「2021 プロ野球月間最優秀バッテリー賞 powered by DAZN」の候補が発表され、セ・リーグ、パ・リーグからそれぞれ3組が選出された。

昨季に引き続き実施される月間のバッテリー賞では、昨年に引き続きセ・リーグは多村仁志氏、パ・リーグは中村紀洋氏が選考委員長を務める。DAZNの公式Twitterで、ユーザーによる投票形式で、両リーグのバッテリー賞を決定する。

今回発表されたバッテリー賞候補選手たちは6月18日から7月14日までの成績で選出されている。候補者たちは以下の通り。

セ・リーグ候補バッテリー

選考委員長：多村仁志氏

髙橋優貴─大城卓三（読売ジャイアンツ）

高橋は期間中4試合22.2イニングを投げて10奪三振、防御率1.59、3勝と安定した投球を披露した。7月11日の阪神戦では、7回1安打無失点の好投でリーグ単独トップの9勝目を飾りました。大城は期間中4本塁打7打点と打撃でチームに貢献した。

青柳晃洋─梅野隆太郎（阪神タイガース）

交流戦最優秀バッテリー賞を獲得した侍ジャパンバッテリーが連続ノミネート。青柳は期間中4試合29イニングを投げて18奪三振、防御率0.93で3勝と圧巻のピッチングを披露した。梅野は期間中打率.300で6打点と打撃でチームの首位堅守を支えた。

森下暢仁─石原貴規（広島）

23歳2年目のバッテリーがノミネート。森下は4試合29イニングを投げて21奪三振、7月14日の中日戦では8回を投げて被安打5、無失点に抑える好投で今季6勝目を挙げた。石原は7月10日のヤクルト戦で初めて無失点で終え、初の決勝打を放つなど大活躍を見せた。

選考委員長：中村紀洋氏

岩下大輝─柿沼友哉（千葉ロッテマリーンズ）

岩下の4勝は期間中、セ・パ合わせてトップ。前半戦で自己最多の8勝をマークした。柿沼はバッテリーで3試合19イニングを投げて17奪三振、防御率0.95で3勝を挙げた岩下を好リードで支えた。

田嶋大樹─若月健矢（オリックス・バファローズ）

このバッテリーで期間中4試合25.2イニングを投げて31奪三振、その期間中の防御率は1.40と、ほとんど点は取られていない。オリックスが上位にいる原動力だと言える。若月は、6月30日のロッテ戦で田嶋投手が投げている際に好リードで7回無失点で5勝目をつけるなど高い守備力を披露した。肩もいいということで、パ・リーグを代表する捕手に成長しているんじゃないかと思います。

マルティネス─甲斐拓也（福岡ソフトバンクホークス）

マルティネスは期間中4試合26イニングを投げて28奪三振、2勝目を飾りました。甲斐は7月4日の日本ハム戦で4回に適時打で先制するなど、チャンスを生かしてチームの勝利に貢献した。