DAZN(ダゾーン)で配信されている、過去の名勝負をお届けする「Re-LIVE」。1日18時30分からは、2019年8月24日に行われた読売ジャイアンツvs横浜DeNAベイスターズをお届け。解説は清水隆行、実況は山本健太で注目の一戦を振り返る。
2019シーズン、5年ぶりにセ・リーグを制した巨人の戦いを振り返ると、印象に残っている試合は多い。なかでも、指揮官の采配がズバリ的中し、チーム一丸となって劇的な勝利を掴み、優勝へのマジックナンバーを点灯させたDeNA戦は、昨シーズンのターニングポイントだったのかもしれない。
2019年8月24日(土)に東京ドームで行われた巨人対DeNAの18回戦。初回にリードを許した巨人だったが、4回には丸佳浩外野手、アレックス・ゲレーロ外野手の本塁打で試合をひっくり返す。
しかし5-2と3点をリードして迎えた8回表、5番手で登場した中川皓太投手がDeNA打線に捕まり、嶺井博希捕手の2ラン本塁打を含む4失点と逆転を許した。
それでも9回裏には、二死、一・二塁のチャンスを作ると、坂本勇人内野手が三遊間を破る左翼前安打で起死回生の同点とし、試合は延長戦へと突入した。
そしてドラマが生まれたのは延長11回裏。この回先頭の重信慎之介外野手が安打で出塁。打順は、11回表からマウンドに立つ田口麗斗投手に回ってきたことで、誰もが代打を予想していた。しかし原辰徳監督は動かず、田口をそのまま打席に立たせる。
田口がバントの構えを見せることで、DeNA守備陣は犠打を警戒した守備シフトを敷く。しかしカウント1ボールからの2球目で、相手の隙をついた重信が盗塁を成功させた。
すると原監督が今度は動く。カウント2ボールから、田口を下げて代打・石川慎吾外野手をコールした。打席の途中から出場という難しい状況で、石川はフルカウントまで追い込まれる。しかしエドウィン・エスコバー投手が投じた6球目をフルスイングすると、打球は前進守備を敷いていた中堅の頭上を超えて──。
原監督の采配だけでなく、起用された選手たちがしっかりと結果を残して掴んだ勝利。セ・リーグ王者の強さが詰まった一戦を是非ご覧いただきたい。
■DAZN Re-LIVE
対戦カード:読売ジャイアンツ対横浜DeNAベイスターズ
スタジアム:東京ドーム
解説・実況:清水隆行、山本健太
配信期間:2020年6月1日18時30分~
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