選手紹介
プロ入り前
大阪府大阪市東淀川区出身。2006年に強豪、大阪桐蔭高校に入学すると1年生の秋からベンチ入り。2年生の夏には二塁手としてレギュラーの座を掴み、3年生では遊撃手を務めた。2008年に行われた第90回全国高等学校野球選手権大会に1番・遊撃手として出場。全6試合で、29打数16安打、2本塁打、4打点、打率.552と出色の出来を見せ、大阪桐蔭高を17年ぶりとなる甲子園優勝に導いた。
高校通算22本塁打を放ち注目を集めると、同年のプロ野球ドラフト会議で埼玉西武ライオンズから3巡目指名を受ける。尊敬する松井稼頭央がプレーした西武で、さらにその松井がレギュラーを獲得するまで背負った背番号32を受け継いでプロの道を歩み始めた。
西武時代
1年目の2009シーズンこそは一軍での出場機会を得られなかったが、2年目の2010年3月31日に、福岡ソフトバンクホークス戦で代打としてプロ初出場を果たすと、初安打、初打点を記録。同年8月10日には東北楽天ゴールデンイーグルス戦でプロ初本塁打をマークするなど、飛躍の2年目となった。
3年目の2011シーズンは開幕スタメン入りを果たすと、一塁手、二塁手、三塁手、左翼手、右翼手と様々なポジションを守りながら一軍で過ごす。さらに2013シーズンには初めて4番を任せられると、9月26日の楽天戦では、日本プロ野球最年少タイとなる100打点を達成した。
その後も勝負強いバッティングでチームにとって欠かせない存在となった浅村。2016シーズンオフには、かつて清原和博氏など球団の顔が背負い、中島宏之の退団以来空き番となっていた背番号3を背負うことに。さらに2017シーズンからのキャプテンに就任するなど、球団から高い評価を得た。
主将として臨んだ2017シーズンは様々な記録が生まれる。5月20日には通算100本塁打、9月28日には平成生まれの選手として最初の通算1000安打を達成。さらに2018シーズンは、球団新記録となるシーズン125打点をマークした。このシーズンは全143試合に出場して、打率.310、32本塁打、127打点の記録を残し、球団に所属する日本人選手で初めて3割30本塁打100打点を達成した。
楽天時代
同年のオフシーズンには国内FA権を行使。西武の他にソフトバンク、楽天、オリックス・バファローズの4球団による争奪戦のなか、楽天への移籍が決定した。新天地での1年目は、打率.263、162三振と苦しんだが、本塁打はキャリアハイとなる33本をマークするなど長打力は健在となった。
移籍2年目の2020シーズンは、開幕から本塁打と打点を量産した。球団タイ記録となる1試合7打点や自身初となる1試合3本塁打を放つなど打棒が爆発。120試合に短縮されたシーズンながらも32本塁打で本塁打王のタイトルを獲得した。
プレースタイル
浅村の1番の魅力は積極性。ファーストストライクから思い切りバットを振っていくアグレッシブな姿勢は相手投手に脅威を与える。
もともとの持ち味である力強いスイングに加え、ボールへのコンタクト力が高まったことで本塁打を量産。2018年から2シーズン連続で30本塁打以上を記録するなど、スラッガーとして大きく成長している。
さらに勝負強いバッティングも持ち合わせており、2018シーズンにはキャリアハイとなる127打点をマークするなど、ここぞの場面で結果を残してきた。
本職は遊撃手だが、プロ入り後は内外野の様々なポジションを守ってきた。現在は、主に二塁手および一塁手としてプレーしている。2013年は一塁手として、2016年から4シーズンにわたっては二塁手としてゴールデングラブ賞を獲得するなど、守備の評価は高い。
プロフィール・経歴
背番号 | 3 |
ポジション | 内野手 |
身長/体重 | 182cm/90kg |
生年月日 | 1990年11月12日 |
投打 | 右投右打 |
出身 | 大阪府 |
血液型 | O |
経歴 | 大阪桐蔭(甲)─ 西武 ─ 楽天 |
ドラフト | 2008年ドラフト3位 |
年度別成績
※2021シーズン終了時点
年度 | 所属球団 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 刺 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打率 | 長打率 | 出塁率 |
2010 | 西武 | 30 | 55 | 42 | 11 | 11 | 1 | 1 | 2 | 20 | 9 | 2 | 0 | 1 | 1 | 8 | 3 | 8 | 2 | .262 | .476 | .407 |
2011 | 西武 | 137 | 498 | 437 | 48 | 117 | 17 | 3 | 9 | 167 | 45 | 7 | 2 | 18 | 3 | 37 | 3 | 52 | 8 | .268 | .382 | .327 |
2012 | 西武 | 114 | 459 | 404 | 52 | 99 | 18 | 7 | 7 | 152 | 37 | 13 | 6 | 13 | 4 | 34 | 4 | 63 | 9 | .245 | .376 | .307 |
2013 | 西武 | 144 | 620 | 543 | 85 | 172 | 38 | 5 | 27 | 301 | 110 | 14 | 8 | 7 | 4 | 61 | 5 | 88 | 9 | .317 | .554 | .388 |
2014 | 西武 | 118 | 501 | 440 | 52 | 120 | 19 | 1 | 14 | 183 | 55 | 3 | 5 | 0 | 8 | 47 | 6 | 100 | 8 | .273 | .416 | .345 |
2015 | 西武 | 141 | 627 | 537 | 88 | 145 | 19 | 2 | 13 | 207 | 81 | 12 | 9 | 2 | 7 | 69 | 12 | 136 | 13 | .270 | .385 | .362 |
2016 | 西武 | 143 | 611 | 557 | 73 | 172 | 40 | 0 | 24 | 284 | 82 | 8 | 6 | 3 | 6 | 38 | 7 | 108 | 18 | .309 | .510 | .357 |
2017 | 西武 | 143 | 633 | 574 | 78 | 167 | 34 | 1 | 19 | 260 | 99 | 5 | 1 | 1 | 6 | 44 | 8 | 96 | 17 | .291 | .453 | .347 |
2018 | 西武 | 143 | 640 | 565 | 104 | 175 | 27 | 0 | 32 | 298 | 127 | 4 | 2 | 0 | 5 | 68 | 2 | 105 | 18 | .310 | .527 | .383 |
2019 | 楽天 | 143 | 635 | 529 | 93 | 139 | 26 | 2 | 33 | 268 | 92 | 1 | 1 | 0 | 9 | 93 | 4 | 162 | 12 | .263 | .507 | .372 |
2020 | 楽天 | 120 | 529 | 432 | 72 | 121 | 25 | 0 | 32 | 242 | 104 | 1 | 1 | 0 | 2 | 91 | 4 | 111 | 15 | .280 | .560 | .408 |
2021 | 楽天 | 143 | 595 | 483 | 70 | 130 | 18 | 1 | 18 | 204 | 67 | 1 | 0 | 0 | 7 | 101 | 4 | 96 | 24 | .269 | .422 | .395 |
通算成績
※2021シーズン終了時点
試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 塁打 | 打点 | 盗塁 | 盗塁刺 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 長打率 | 出塁率 |
1519 | 6403 | 5543 | 826 | 1568 | 282 | 23 | 230 | 2586 | 908 | 71 | 41 | 45 | 62 | 691 | 62 | 1125 | 153 | .283 | .467 | .365 |
タイトル
タイトル | 受賞年 |
---|---|
ベストナイン賞 | 2013年、2016年、2017年、2018年、2019年、2020年 |
ゴールデングラブ賞 | 2013年、2019年 |
最多打点 | 2013年、2018年 |
本塁打王 | 2020年 |
侍ジャパン
大会名 | 出場年 |
---|---|
プレミア12 | 2019年 |
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