アルヒラル 対 浦和レッズ の見どころ
浦和にとって3度目のアジア制覇なるか。ついにACL決勝の舞台が幕を開ける。
浦和は昨年、開催されたグループステージから一歩ずつ決勝への階段を登ってきた。グループステージでは韓国の大邱FCに順位では上回られたものの、2位でノックアウトステージに進出。決勝トーナメントでは、 ジョホール・ダルル・タクジム、BGパトゥム・ユナイテッドと2試合続けて快勝すると、準決勝では全北現代モータース(韓国)を相手に激闘の末にPK戦を制し、三度目のアジア制覇に王手をかけた。
迎える決勝の相手はサウジアラビアのアルヒラルだ。奇しくも2019年の決勝で激突し、アジア制覇の夢を絶たれた相手と再び決勝で相まみえる。約4年前に敗れた相手とのリベンジマッチ。当時の状況を知る選手やサポーター、浦和に携わるものにとっては、あの日の記憶を塗り替えるための一戦に臨む。
重要な一戦に挑む浦和だが、ここ最近の調子は非常に良い。公式戦では11試合無敗を継続。先週末の明治安田生命J1リーグ第9節・川崎フロンターレ戦では、先制される苦しい展開に追い込まれたが、地力があることを証明する形で終盤に追いつき勝ち点1を手にするに至った。難しい試合でもしっかりと勝ち点につなげるあたり、現在のチーム状況は上向きと捉えていいはずだ。
ただ、決してアルヒラルとの試合は簡単なものにはならないだろう。アルヒラルは準決勝で元柏レイソルのFWマイケル・オルンガが在籍するアル・ドゥハイルを相手に7-0で勝利。特にこの試合で4ゴールを奪った元マンチェスター・ユナイテッドのナイジェリア代表FWオディオン・イガロは、十分に警戒しなければいけない選手だ。敵地で失点を喫するとセカンドレグにも大きく響いてくるため、DFアレクサンダー・ショルツやDFマリウス・ホイブラーテン、守護神のGK西川周作を中心に粘り強く相手の攻撃をはね返していきたい。
また、我慢の時間を続けることができれば、相手に隙が出てくる可能性もある。そういったときに少ないチャンスをしっかりとゴールに繋げられる選手が出てくることを期待したい。
苦しい状況でセカンドレグを迎えるのか、それともアドバンテージを得て本拠地に戻ってくるか。重要なファーストレグは、30日2:30キックオフだ。
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