5月3日（水）
03:45 フライブルクvs RBライプツィヒ
フライブルクは現在、リーグ戦3連勝中。その中で存在感を発揮しているのが堂安律。直近2試合でアシスト、ゴールを記録中。それも「体力面で不安がある」と指揮官が認める中での活躍で、クオリティの高さを評価されている。もっとも、フライブルクは現在ブンデスリーガで4位につけており、来季のチャンピオンズリーグ出場も視野に入れるだけに、カップ戦にどれだけ注力するかは微妙なところ。とはいえ、昨季の決勝では涙をのんだだけに、ライプツィヒ相手に1年ごしのリベンジを果たしたい。
対するライプツィヒもブンデスリーガでは5位で、フライブルクとは目下CL出場権争い中。また、カップ戦では近年安定した強さを見せており、準々決勝ではドルトムントを撃破。ここ5年で4度目のベスト4到達となった。とりわけ輝きを放っているのがティモ・ヴェルナー。ポカールでは出場3試合で5ゴール1アシストを記録しており、スピードスターの働きに期待したい。
なお、両チームは6日にもリーグ戦で激突。決勝進出をかけた“第一戦”はどのようなものとなるのだろうか。
5月4日（木）
03:45 シュトゥットガルトvs フランクフルト
残留争いを強いられるシュトゥットガルト。直近ではボルシア・メンヒェングラッドバッハに2-1と競り勝ち、リーグ戦4試合負けなしとした。残留圏にいるものの、入れ替え戦圏内の16位ボーフムとは同勝ち点となっている。一方、ポカールではここまで下部リーグのチームとの対戦に恵まれたことも否めず、ベスト4へと勝ち上がってきた。準決勝にして初のブンデスリーガ対戦となるが、今季2戦で1分け1敗のフランクフルト相手にどれだけやれるか見ものだ。
対するフランクフルトは4試合勝利なしで、公式戦12試合で1勝のみにとどまっている。その不調の一因として現地メディアでしきりに伝えられているのが鎌田大地の存在。後半戦は調子を落としており、2023年に入ってからリーグ戦の得点はなし。前半戦からチームを牽引してきただけに、逆風は強まっている。ベンフィカ移籍が近づいているとも噂される中、フランクフルトでのラストシーズンでタイトルをもたらしたいところだ。
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