U20日本代表が出場するU20ワールドカップ2023の開催地がインドネシアから変更されることが決まった。
3月に行われたAFC U20アジアカップでベスト4進出を決めた日本。これにより、5月20日に開幕するインドネシアで行われる予定だったU20ワールドカップに出場するすることが決まっていた。
しかし、主催する国際サッカー連盟(FIFA)は3月31日に予定されていた組み合わせ抽選会の延期を先日に発表し、インドネシアでの開催に暗雲が立ち込めていた。
そして29日、FIFAは声明の中でインドネシアのU20ワールドカップ開催権を取り消したことを発表。「本日のFIFA会長ジャンニ・インファンティーノとインドネシアサッカー協会会長エリック・トヒルによる会談の後、FIFAは現状を考慮してインドネシアでのU20ワールドカップ開催を取り消すことを決めた」と伝えた。
なお、現時点で代替の開催地は決まっていない。FIFAは早急に新たな開催地を決めること、大会日程を変更しない方針であることも発表している。
インドネシアは2019年にU20ワールドカップ2023を招致する権利を獲得。しかし、U20欧州選手権を勝ち抜いたイスラエルが出場権を獲得したことで先行きが不透明となっていた。イスラム教徒が大多数を占めるインドネシアは、イスラエルと外交関係になく、さらに同国と衝突の続くパレスチナを支持。政治家をはじめ国民がイスラエルの入国を拒否し、大規模な抗議活動に発展していた。
イギリス『BBC』によると、FIFAは大会を開催できる準備が整っていないことを理由にインドネシアの開催権を取り消したが、イスラエル選手団の安全面を考慮しての決定でもあると考えられている。
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