「まずは2ケタ得点を取りたい」。来季、海外2年目を迎える林大地が目指す目標とカタールワールドカップ ｜ 内田篤人のFOOTBALL TIME

サガン鳥栖からベルギーのシント＝トロイデンに渡り、初の海外挑戦を終えた林大地が今シーズンのプレーと全7ゴールを振り返った。

5段階評価で自身のプレーの評価を付ける『通信簿』では、攻撃面で軒並み低評価。「7ゴールはけっこう取れていると思うよ」と内田篤人氏から言われても、「もっと取りたかった」と本音をこぼした。

そして、総合評価でも「50点くらい」と厳しい自己評価を下し、来シーズンに向けては「2ケタ得点を取りたい。プロになってから一度も2ケタは取ったことがないので、まずはそこをクリアしたい」と早く意気込みを語った。

さらに、話は今年の11月に控えるカタールワールドカップに展開。本大会出場を決めたワールドカップ最終予選のアウェイ・オーストラリア戦を当事者として経験した林は、「W杯が決まった瞬間は日本人として嬉しかった」と率直な感想を口にしながらも「中心選手でピッチに立っていたら、もっと特別な感情が出てきて、もっと特別な日になったんだろうなと思った。だからこそ、中心選手になりたいとすごく思った」と正直な思いを明かした。

約半年後に迫る本大会のメンバー入りに向けて林が大事なことに挙げたのは「結果とインパクト」。プロ入り後、目覚ましい成長を遂げ、1つずつステップアップを果たしてきている“ビースト”のこれからがさらに楽しみだ。