週末に開催された日本人選手が所属する海外サッカーの結果を振り返る。
三笘が初先発でアシスト！
プレミアリーグ
冨安健洋（アーセナル）
vs ノッティンガム・フォレスト｜先発出場（63分OUT）
冨安はプレミアリーグで4試合連続先発を果たしてすっかりとレギュラーに定着。堅実的な守備だけでなく攻撃参加する場面も多く、5-0の快勝に貢献した。
三笘薫（ブライトン）
vs チェルシー｜先発出場（73分OUT）
三笘はこのチェルシーとのビッグマッチでプレミアリーグ初先発。得意の左ウイングを任されて積極性を見せると、早々の5分に高い位置でのボール奪取からボックス内で仕掛けて中央に折り返し。レアンドロ・トロサールの先制点をアシストした。そのまま勢いに乗るブライトンは4-1で下馬評を覆し、6試合ぶりの白星としている。
EFLチャンピオンシップ
中山雄太（ハダースフィールド）
vs ミルウォール｜フル出場
左サイドバックで2試合連続先発の中山は9分、左サイド距離のある位置から左足を振り抜くと相手GKの頭上を越えたボールがゴールイン。このままリードを守って1-0で試合を終え、中山が勝利の立役者となるとともにチームは最下位から脱出した。
ラ・リーガ
久保建英（レアル・ソシエダ）
vs ベティス｜ベンチ外
リーグアン
南野拓実（モナコ）
vs アンジェ｜先発出場（55分OUT）
不調が伝えられる南野は2試合ぶりの先発出場を果たしたもののインパクトを残すことができず、55分という早いタイミングで交代に。一方、チームは2-0で3試合ぶりの白星を飾った。
伊東純也（スタッド・ランス）
vs ブレスト｜フル出場
攻撃の主力の座を確かなものとしている伊東は2試合連続でフル出場。得点を生み出すことはできずスコアレスで試合を終えたものの、チームはリーグ戦5戦無敗となった。
川島永嗣（ストラスブール）
vs マルセイユ｜出場なし
オナイウ阿道（トゥールーズ）
vs RCランス｜途中出場（72分IN）
攻撃のオプションの一つとなっているオナイウは1点ビハインドの72分に2試合連続の途中投入となったが、念願の得点はマークできず。0-3の完敗を喫し、5戦ぶりの黒星となった。
ベルギーリーグ
渡辺剛、田中聡（コルトレイク）、上田綺世（セルクル・ブルッヘ）
コルトレイク｜渡辺：フル出場、田中：ベンチ外
セルクル・ブルッヘ｜先発出場（63分OUT）
渡辺は守備、上田は攻撃の主力としてそれぞれのチームで先発。序盤に先制したセルクル・ブルッヘだったが、終盤にコルトレイクが同点弾を沈めて1-1で決着している。
香川真司、岡崎慎司、シュミット・ダニエル、橋岡大樹、林大地（シント=トロイデン）
vs ウェステルロー｜香川：途中出場（83分IN）、岡崎：フル出場、シュミット：フル出場、橋岡：フル出場、林：フル出場
4名の日本人選手がフル出場を果たし、香川は途中出場直後から攻撃を活性化。前半中に2点をリードしたシント=トロイデンだったが、後半早々に1点を返されると83分に橋岡が与えたPKから同点に。それでもその直後に橋岡のパスを受けた香川が左足でミドルシュートを繰り出し、相手GKに弾かれたところを林が頭で押し込んで決勝点とした。シント=トロイデンは3試合ぶりの白星を飾っている。
坂元達裕（オーステンデ）
vs クルブ・ブルッヘ｜フル出場
坂元は4試合連続の先発を果たしたものの得点を記録するには至らず。チームは2-4で打ち合いに競り負けた。
町田浩樹（ユニオン・サン・ジロワーズ）
vs セラン｜出場なし
森岡亮太（シャルルロワ）、三好康児（アントワープ）
シャルルロワ｜途中出場（88分IN）
アントワープ｜ベンチ外
日本人対決が期待されたが、森岡のみが終盤に途中出場し、大勢に影響を与えることはできず。試合は1-0でシャルルロワが制し、アントワープは連敗を喫した。
ポルトガル・リーグ
藤本寛也、新井瑞希（ジウ・ヴィセンテ）
vs ブラガ｜藤本：先発出場（78分OUT）、新井：途中出場（78分IN）
新井は藤本との交代で途中出場したが、両日本人はどちらもチームの勝利に貢献することはできず。0-1で悔しい敗戦を喫した。
小川諒也（ギマランイス）
vs ファマリカン｜出場なし
中村航輔、川﨑修平（ポルティモネンセ）
vs エストリウ｜中村：フル出場、川﨑：ベンチ外
ポルティモネンセの守護神に君臨する中村はこの日もゴールマウスを守ったが、クリーンシートを記録することはできず1-1で終えている。
田川亨介（サンタ・クララ）
vs ポルト｜先発出場（59分OUT）
強豪ポルトとの一戦で田川亨介は2試合連続のスタメン出場を果たしたが、59分に最初の交代のタイミングで退いた。試合は序盤からポルトがリードする展開となったが、終盤にサンタ・クララが追いついて1-1で決着している。
守田英正（スポルティング）
vs アロウカ｜ベンチ外
渡井理己（ボアヴィスタ）
vs ヴィゼラ｜先発出場（89分OUT）
リーグ戦初の先発出場となった渡井は早速指揮官の期待に応える。4分、ボックス手前中央でボールを持つと右足を振り抜き、強烈なシュートをネットに突き刺した。しかし、その後に試合展開は白熱し、2-2の引き分けで終えている。
小久保玲央ブライアン（ベンフィカ）
vs シャヴェス｜ベンチ外
邦本宜裕（カーザ・ピア）
vs リオ・アヴェ｜先発出場（64分OUT）
今季好調のカーザ・ピアをけん引する邦本は3トップの一角で先発。得点には関与しなかったがチームに落ち着きを与え、1-0の勝利に貢献した。チームは3試合ぶりの白星で4位に位置している。
ブンデスリーガ
浅野拓磨（ボーフム）
vs ヴォルフスブルク｜ベンチ外
原口元気（ウニオン・ベルリン）、板倉滉（ボルシアMG）
ウニオン・ベルリン｜途中出場（59分IN）
ボルシアMG｜ベンチ外
絶好調のウニオンの中で、原口は3試合ぶりに出場。ビハインドだった状態からピッチに経験と活力を注入すると、チームは79分に同点、そして後半ATに逆転に成功する。劇的な形で2-1の白星を飾ったウニオンは首位をキープした。
遠藤航、伊藤洋輝（シュトゥットガルト）
vs アウクスブルク｜遠藤：フル出場、伊藤：フル出場
カタール・ワールドカップメンバーにも選ばれた日本人コンビが揃ってフル出場。両選手ともにチームに安定感をもたらし、2-1での2試合ぶり白星に貢献した。
長谷部誠、鎌田大地（フランクフルト）
vs ドルトムント｜長谷部：ベンチ外、鎌田：先発出場（84分OUT）
フランクフルトの攻撃をけん引する鎌田は、1点ビハインドだった26分にボックス手前中央から強烈なミドルシュートを突き刺して今季7点目をマーク。しかし、後半にドルトムントが勝ち越したことでフランクフルトは3試合ぶりに敗北した。
吉田麻也（シャルケ）、堂安律（フライブルク）
シャルケ｜フル出場
フライブルク｜先発出場（76分OUT）
それぞれ開幕から全試合に出場している両日本代表選手が激突。試合はフライブルクが主導権を握るままに2-0で勝利した。
スコティッシュ・プレミアシップ
古橋亨梧、前田大然、井手口陽介、旗手怜央（セルティック）
vs リヴィングストン｜古橋：先発出場（80分OUT）、前田：出場なし、井手口：ベンチ外、旗手：先発出場（80分OUT）
9月以降に不調が騒がれていた古橋だったが、この試合では9分にボックス左足から左足でゴール上部に突き刺す強烈なシュートを決め切る。古橋の今季9点目を皮切りにその後も得点を重ねたセルティックが3-0で勝ち切った。
エールディヴィジ
斉藤光毅（ロッテルダム）
vs フォルトゥナ｜先発出場（65分OUT）
2試合ぶりの先発となった斉藤は後半途中までプレーして3-1の勝利に貢献。チームは2試合ぶりの白星で6位に位置している。
菅原由勢（アルクマール）
vs フォレンダム｜先発出場（72分OUT）
早々の14分に一発レッドで退場者を出したアルクマールだが、前半中に2得点を奪取。後半早々に1点を返されたものの、菅原含めチームとして精力的なプレーを見せ、2-1で競り勝った。3試合ぶりに勝利したアルクマールは3位につけている。
前田直輝（ユトレヒト）
vs へーレンフェーン｜ベンチ外
日本人が出場した試合の結果
プレミアリーグ
アーセナル 5－0 ノッティンガム・フォレスト
ブライトン 4－1 チェルシー
EFLチャンピオンシップ
ハダースフィールド 1－0 ミルウォール
ラ・リーガ
レアル・ソシエダ 0－2 ベティス
リーグアン
モナコ 2－0 アンジェ
ブレスト 0－0 スタッド・ランス
ストラスブール 2－2 マルセイユ
RCランス 3－0 トゥールーズ
ベルギーリーグ
コルトレイク 1－1 セルクル・ブルッヘ
ウェステルロー 2－3 シント=トロイデン
クルブ・ブルッヘ 4－2 オーステンデ
セラン 1－2 ユニオン
シャルルロワ 1－0 アントワープ
ポルトガルリーグ
ジウ・ヴィセンテ 0－1 ブラガ
ギマランイス 3－2 ファマリカン
ポルティモネンセ 1－1 エストリウ
サンタ・クララ 1－1 ポルト
アロウカ 1－0 スポルティング
ボアヴィスタ 2－2 ヴィゼラ
ベンフィカ 5－0 シャヴェス
カーザ・ピア 1－0 リオ・アヴェ
ブンデスリーガ
ヴォルフスブルク 4－0 ボーフム
ウニオン・ベルリン 2－1 ボルシアMG
シュトゥットガルト 2－1 アウクスブルク
フランクフルト 1－2 ドルトムント
シャルケ 0－2 フライブルク
スコティッシュ・プレミアシップ
リヴィングストン 0－3 セルティック
エールディヴィジ
ロッテルダム 3－1 フォルトゥナ
アルクマール 2－1 フォレンダム
へーレンフェーン 1－2 ユトレヒト
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