セルクル・ブルッヘのアシスタントコーチは、ここまで大きな活躍を残す日本代表FW上田綺世について語った。
昨夏に鹿島アントラーズからベルギーのセルクル・ブルッヘに加入した上田。移籍後初ゴールまでに時間を要した同選手だが、以降調子を上げ、ここまで公式戦35試合に出場して18ゴールを挙げる活躍を見せる。15日の3-1で勝利したシント=トロイデン戦でも2ゴール1アシストの大活躍を残した。
これでリーグ得点ランキング3位に浮上して注目を集める上田に対して、セルクル・ブルッヘでアシスタントコーチを務めるジミー・デ・ヴルフ氏は、ベルギー『Niewsblad』で賛辞を送った。
「彼はものすごく効率的で、それにスピードもあり、良いキックスキルもあり、どこに走れば良いかを完璧に理解しているから、スペースを自由に使えている。これが彼の大きな成功につながっている。アヤセは完成されたストライカーで、ジャンプ力や緩急も平均を上回っている。強靭で大きなディフェンダーが相手でも、小柄な身体を使って踏ん張ることができている」
また、デ・ヴルフ氏は、上田のコミュニケーション面についても語った。
「言葉はバリアになるが、彼は今英語を勉強していて、すでに向上している。戦術面に関して、我々はまだスマートフォンの翻訳機を使っているが、彼のパフォーマンスからしてかなり理解しているように見える」
クラブの広報を務めるルイス=フェリペ・デポント氏も「アヤセとすべての会話を英語でできるとは言えないが、彼はほとんどのことを理解している」と話し、上田の注目度について続けた。
「日本人のジャーナリストがいつもいるから、アヤセは今、ミックスゾーンで最も需要のある選手だ。ピッチ上に他の日本人選手がいても、彼らは常にアヤセが最優先だと言っている。だから、日本でも彼は注目されているのだろう」
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