6月シリーズ初戦のエルサルバドル代表との一戦。森保一監督が試合前日会見で明言していた通りの[4-1-4-1]の布陣でスタート。GKには大迫敬介、最終ラインには右から菅原由勢、板倉滉、谷口彰悟、初先発の森下龍矢で構成。中盤は、アンカーに守田英正、堂安律と旗手怜央をインサイドハーフとして中央に配置し、右サイドに久保建英、左サイドに三笘薫を配置し、最前線には上田綺世が入った。
日本が最高のスタートを切った。日本がキックオフ直後に三笘へロングボールを送ったところでFKを獲得。このFKを久保が左足で精度・スピード・コースの三拍子が揃ったボールを入れ、このボールに相手DFの頭上から打点の高いへティングで合わせた谷口の代表初ゴールで先制すると、ゴール後のキックオフをエルサルバドルが最終ラインまでボールを下げたところにプレスをかけた上田がペナルティエリア内でボールを奪ったところを倒されてPKを獲得。このファウルでエルサルバドルのDFロドリゲスが一発退場となり、このPKを自ら仕留めた上田の代表初ゴールで、開始早々に2点のリードを奪った。
その後も数的優位に立った日本が攻撃ではボールを繋ぎながら敵陣へと焦れずに押し込み、ボールを奪われても素早く周囲の選手が囲い込んでボールを奪い返し、敵陣に釘付けにする。そして25分には、素早い切り替えからペナルティエリア内でボールを奪い返した三笘からのラストパスを受けた久保がワンタッチでサイドネットに沈めて3点目、前半終了間際の44分には、空中戦で圧巻のポストプレーを見せた上田からボールを受けた三笘がドリブルから放ったシュートをGKが弾いたこぼれ球を堂安が押し込んで4点差をつけ、試合を折り返した。
後半開始から三笘と菅原を下げて、相馬勇紀と中村敬斗を入れた日本は、前線からのプレッシャーを強める。そして60分には、高い位置でボールを奪ったところからボールを受けた久保の股抜きパスを中村が決めて代表初ゴールを奪えば、65分にピッチに入った古橋亨梧が、73分には相馬からのクロスを頭で合わせて6点目を沈め、途中から入った選手たちも結果を残した。
76分には体調不良で代表を離脱した川村拓夢に替わって追加招集された伊藤敦樹も代表デビューを飾り、終盤には板倉や相馬、浅野にも決定機はあったが、ゴールは生まれずにタイムアップ。早々に数的不利となったエルサルバドルを終始圧倒した日本が6得点というゴールラッシュで第2次・森保ジャパンの初勝利を飾った。
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