ここからのアピールに意欲を示すA代表初招集の伊藤洋輝。「日本代表の勝利のために僕の特徴を生かせれば」｜ 日本代表

昨年の6月、ジュビロ磐田から期限付き移籍でドイツのVfBシュトゥットガルトに加入した伊藤は、当初Bチームでの合流予定だったもののキャンプを含めてプレシーズンでアピールに成功。すぐさまトップチームに合流すると、そこから少しずつ出場機会を増やしながら最終的に29試合に出場するとともにチームの1部残留に大きく貢献した。

今季の活躍もありA代表に初招集された伊藤は、「ワールドカップはやはり小さい頃から目指していた舞台。前回大会はU-18、U-19のサポートメンバーとしてロシアに行かせてもらいましたが、次の大会に食い込むチャンスをもらえたことに感謝しています」と思いを口にした。

ドイツに渡って約1年。CBを中心に多くの試合に出場してきた23歳のDFは、「球際やフィジカルは全体的に伸びたと思います。ポジションは後ろだったので背後へのスピード勝負はより自信がついた。そこはストロングポイントとしてやっていきたい」と主張。そして、「ボールを持った時の組み立てやゴールに直結するパスはドイツでも求められて、一年間やり続けてきた。日本代表の勝利のために僕の特徴を生かせればと思います」と語り、初の代表活動でのアピールに意欲を示した。

シュトゥットガルトでは3バックの左や2センターバックの左、左サイドバックなどでプレーしているように、ポリバレントに活躍できるのも伊藤の良さ。「代表チームでは与えられたポジションで全力でプレーするだけ。求められる役割もそうだし、周りに合わせてプレーできると思う。初招集なのでコミュニケーションをとりながらやっていきたい」 と強い思いを述べ、「それぞれ特徴のある選手が揃っていますし、経験のある選手がたくさんいる。僕はまだ未熟なので、周りの選手から吸収していきたい」とさらなる成長を誓っている。

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