サンフレッチェ広島は12日、今後の大一番に向けた意気込みをクラブ公式サイトに掲載した。
ミヒャエル・スキッべ監督下で強烈なプレスとリカバリーを両立し、強力なチームを作り上げている2022シーズンの広島。明治安田生命J1リーグでは32試合を消化して3位に位置し、天皇杯とJリーグYBCルヴァンカップでは決勝に進出している。
天皇杯は16日にヴァンフォーレ甲府、ルヴァン杯は22日にセレッソ大阪とタイトルを争うという日程。広島の代表取締役社長を務める仙田信吾氏は以下のような声明を発した。
「『天皇杯決勝』『ルヴァンカップ決勝』と、いよいよ決戦の舞台を迎えます。2012年、13年、15年とJ1優勝を果たしてきたサンフレッチェ広島も、カップ戦タイトルには縁がありませんでした。スキッベ監督率いる選手たちが、この夢を必ずや叶えてくれると信じています。『カップ戦』は難しい戦いです。しかし、ここまで積み上げてきた前からの守備、激しい中盤の攻防、守備陣まで攻撃に加わった前線の押し上げというワクワクさせるサッカーは、広島のサッカーを愛するすべての人々に歓喜をもたらしてくれます」
また、「今期、長期離脱から復帰してゴールを決めることができた選手は、号泣しました。彼らを抱きかかえ喜び合うことで、チームの一体感は最高潮に達し、厳しい日程などたくさんの困難を乗り越えてきました」とこれまでを振り返り、サポーターの後押しにも感謝した。
「多くのサンフレッチェ・ファミリーが、福岡にも京都にも神戸にも駆けつけ、相手チームを圧するような迫力で応援頂きました。選手たちがどれだけ勇気づけられたことでしょう。そして、(天皇杯決勝の)日産スタジアムにも(ルヴァン杯決勝の)新国立にも必ず行くよとおっしゃっていただきました。心より感謝申し上げます」
そして、タイトルに向けてより一層の一致団結を求めている。
「どうぞ、お知り合いの方にもお声がけを頂き、天皇杯、ルヴァンカップの応援に駆けつけてやってください。そのうえで、10月29日(土)のホーム最終戦では、スキッベ監督や選手たちに、この一年間の労をねぎらい、大きな拍手を送ってやってください。セレモニーではスキッベ監督も、この一年間のすべての思いを皆様にお伝えします」
最後に「ありがとうございます」と締めた仙田氏。10月下旬に2つのカップタイトルを手にすることはできるのだろうか。
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