前回対戦
第2節：ガンバ大阪 1 - 2 セレッソ大阪（パナスタ）
約4ヶ月の中断期間を経て再開された明治安田生命J1リーグの最初の試合で相対した両者は、前後半を通してダービーらしい白熱した試合を展開。攻守に激しい戦いを繰り広げた。無観客試合の中、先にベンチが盛り上がったのはC大阪だ。前半のアディショナルタイム、DF丸橋祐介のクロスをゴール前に入ったMF奥埜博亮が左足で合わせて先制に成功した。
後半に入ると互いに攻め合う時間が続く。62分には丸橋が強烈ミドルで追加点を奪取。リードを2点に広げた。終盤は追いつきたいG大阪が反撃。68分にPKを獲得すると、これをFWアデミウソンが沈めて1点差に縮めた。ただ、反撃もここまで。体を張った守備で同点弾を許さなかったC大阪が、大阪ダービーの今季初戦を制している。
成績
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セレッソ大阪（4位:15勝3分7敗 / 勝点:48 / 得点:37 / 失点:28 ）
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ガンバ大阪（2位:16勝3分6敗 / 勝点:51 / 得点:37 / 失点:27 ）
セレッソ大阪 対 ガンバ大阪 見どころ
首位を独走する川崎フロンターレを追いかける両チームが今節激突する。セレッソ大阪とガンバ大阪。大阪を本拠地に置く両者の勝ち点差は3。AFCチャンピオンズリーグ出場圏内となる3位以内でのフィニッシュを考えても、互いに負けられないダービーマッチとなる。
ホームのC大阪は直近5試合で3敗と調子は下降気味。前節の浦和レッズ戦も勝利が求められた中、先制点を奪ったものの逆転負けを喫した。首位争いどころから現在はACL出場権争いに巻き込まれており、もう一度息を吹き返したいところである。
今節のG大阪戦に向けてポジティブに捉えたいのは、前節・浦和戦から中9日で試合を迎えること。中2日のG大阪と比べても明らかに日程面での優位があるだけに、相手より走ることで状況を打開していきたい。そういう点でもハードワークでき、前回対戦でもゴールを奪っているMF奥埜博亮は今節のキーマンとなる。相手の守備ラインと駆け引きをすることで得点を奪いたい。
一方、G大阪は絶好調。直近10試合で負けがなく、そのうち9勝と圧倒的な強さを見せている。前節の北海道コンサドーレ札幌戦も苦しめられながら、最終的には2-1で勝利。調子の良さがしっかりと結果に現れた形だ。
今節のC大阪は、優勝へのわずかな望みを捨てないためにも負けられない。首位・川崎Fとの差はあるが、まだ直接対決は残っている。一歩ずつ近づいていくためには、自分たちから勝ち点を落とすわけにはいかないだろう。注目は攻守に存在感を高めているMF井手口陽介。前節の札幌戦でゴールを奪った男が躍動することで勝利に近づきたい。
祝日に開催される第26節。ダービーを制すのは、果たして。
第26節
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