ヴィッセル神戸対横浜F・マリノスの見どころ ｜ 日程・放送・配信予定 ｜ J1リーグ

ヴィッセル神戸 対 横浜F・マリノス 概要

1997年の初対戦から、これまで実に42度の対戦を繰り広げてきた両チーム。ヴィッセル神戸としてはここまで8勝11分23敗と、横浜F・マリノスに大きく負け越しており、現在J1に所属するクラブの中で最も低い勝率を叩き出している。直近14試合でも1勝と相性の悪い相手だけに、今節はこの流れを止めるためにも勝利が欲しい。

一方、横浜FMとしては、神戸は実に相性の良い相手だ。特に敵地では強く、4試合連続無失点記録。7試合負けなしとアウェイでは無類の強さを誇っているだけに、今節もしっかりと勝利を手にすることで連勝を伸ばしたいところだ。

対戦成績 (リーグ戦 直近5試合)

ヴィッセル神戸 対 横浜F・マリノス 見どころ

今シーズン、最初の公式戦となったFUJI XEROX SUPER CUP 2020。天皇杯王者のヴィッセル神戸と、昨季の王者である横浜F・マリノスとの一戦は、PK戦の末に神戸が優勝を飾った。それから約7ヶ月。今度はJリーグの舞台で両者が対戦する。

水曜日に首位・川崎フロンターレと対戦した神戸は、チームとして自信を深める勝点1を手にした。圧倒的な成績で首位をひた走るチームに対し、最終的には追いつかれてしまったが、ゲーム内容だけを見れば攻守に上回っていたことは明白。この流れは次の試合にもつなげていく必要があるだろう。

川崎F戦からの修正点とすれば、やはり攻撃時の質を高めること。後半、相手が前がかりになっている中、何度もカウンターから得点を奪えるシーンがあった。そこで得点を取れなかったことが勝点2を失うことにつながっているため、今節はチャンスを逃さないことが勝利への鍵となる。攻撃面で違いを放つFW古橋亨梧が結果を残せれば、勝点3がついてくるはずだ。

対する横浜FMは、ついに昨季の攻撃力が戻ってきた形だ。直近3試合は全て3ゴール以上を記録。今夏に加入したFWジュニオール・サントスやFW前田大然にゴールが生まれ、前節の北海道コンサドーレ札幌戦では昨季のMVPであるFW仲川輝人が今季初ゴールを奪取した。攻撃陣に勢いがついてきたことは間違いないだろう。

今節はここ数試合の流れを継続したいところ。1点を取られても2点を取る、2点取られても3点を取る気持ちで相手を破壊していきたい。そのためには攻撃陣の活躍が不可欠。MFマルコス・ジュニオールを中心にゴールを重ねていくことで4連勝を達成したい。

再び神戸が勝つのか、それとも横浜FMがリベンジを果たすか。激闘が予想される試合は、29日の18時キックオフだ。

ライターコラム

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