前半戦を勝利で終えるのは。浦和レッズ対名古屋グランパスの見どころ ｜ 日程・放送・配信予定 ｜ Jリーグ

浦和レッズ 対 名古屋グランパス の見どころ

リーグ戦の折り返しとなる今節、埼玉スタジアムでは浦和レッズと名古屋グランパスが顔を合わせる。ここまでは開幕前に思い描いていた成績を残すことはできていない両チーム。前半戦のラストゲームで勝点3をつかみ、後半戦の巻き返しにつなげたい。

ホームでこの一戦を迎える14位の浦和は、16試合を終えてわずか2勝。これは清水エスパルスとヴィッセル神戸と並びリーグ最少である。一方、『9』を数える引き分け数はサガン鳥栖と並んでリーグトップタイ。この数字たちが表すように、勝ち切れていないことが低迷の原因となっていることは間違いない。

その現状を招いてしまっているのは得点の少なさ。4月から5月にかけ、7試合連続ドローを経験し、その内3試合連続でスコアレスドローを記録。その後、一度は横浜F・マリノス相手に0-3から追い付く試合を演じたこともあったが、現在はまたしても2試合連続無得点中と攻撃陣に当たりが出ていない。

この状況を打破するために期待を寄せたいのはアレックス・シャルク。開幕直後に加入し、4月からピッチに立つ男は判定に泣くシーンもあったが未だゴールはなし。ここで待望の一発を決め、自身としてもチームとしても後半戦に弾みをつけるゲームとしたいところである。

今季挙げた2勝はどちらもホーム・埼スタでのゲーム。3か月間、待ち続けるファン・サポーターに歓喜を届けたい。

一方、アウェイに乗り込む名古屋は少しずつ浮上の兆しを見せている。

長谷川健太監督が就任した今季は、開幕戦で勝利し、第7節・湘南ベルマーレ戦で2勝目を挙げていたが、それ以降は苦戦。その後の6試合で3分3敗と勝ち星から遠ざかり、順位も残留圏ギリギリまで沈む時期を経験した。

それでも、第13節・セレッソ大阪戦で勝利すると、続く第14節・清水エスパルス戦、第15節・アビスパ福岡戦でも勝利し3連勝を記録。前節・サンフレッチェ広島戦こそ落としたが、一時、15位まで沈んだ順位を10位にまで上げることに成功している。

ただ、得点力不足に苦しんでいるのは名古屋も同じで得点数は浦和を1点下回る『14』。マテウス・カストロが3点でチーム得点王となっているが、それ以外のアタッカーになかなかゴールが生まれていない。

その内の1人が柿谷曜一朗。レギュラーに定着出来ている訳ではなく、決して多くの出場時間に恵まれている訳ではないが、能力や立ち位置を考えればチームを勝利に導くゴールを求められる選手であることは間違いない。今節こそ、背番号8が華麗にゴールネットを揺らし、勝点3を持ち帰りたい。

J1第17節 対戦カード一覧

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