名古屋グランパス対浦和レッズの見どころ ｜ 日程・放送・配信予定 ｜ J1リーグ

名古屋グランパス 対 浦和レッズ 概要

オリジナル10の両チームが初めて対戦したのは、Jリーグ元年となった1993年。名古屋はサントリーシリーズ第2節の試合を3-0で勝利すると、そこから7連勝を挙げるなど、リーグ初期の頃は浦和に対して相性の良さを示していた。ただ、その後3連敗を2度喫するなどして現在は29勝6分21敗となっている。

近年のデータで言うと、直近5試合では2勝2分1敗の五分。だが、ここ3試合に限って言えば、名古屋が3試合負けなしと優位に戦いを進めていることがわかる。これまで数多くの名勝負を繰り広げてきた両者は、今回どんな試合を見せてくれるのだろうか。

対戦成績 (リーグ戦 直近5試合)

名古屋グランパス 対 浦和レッズ 見どころ

前節、勝利を手にすることができなかった名古屋グランパスと浦和レッズが、土曜日の夜、豊田スタジアムで相対する。

ホームの名古屋は7月中旬から3連勝と好調を維持していたが、7月26日に開催される予定だったサンフレッチェ広島戦が新型コロナウイルスの影響で延期に。気を取り直して迎えた8月2日の前節・柏レイソル戦は、FWオルンガの一撃に沈み、0-1で敗れて今季初黒星を喫した。それから1週間を経て迎える今節、チームとしてはもう一度、歩みを進める必要があるだろう。柏戦にしても随所にチャンスは作っており、決して内容が悪いわけではなかった。マッシモ・フィッカデンティ監督の守備意識はチームに浸透し、FW金崎夢生も前線にマッチ。MF阿部浩之の欠場は痛手だが、攻撃のバリエーションは豊富だ。今節の浦和戦では、FW前田直輝やFWマテウス、FW相馬勇紀らドリブルを武器とする選手たちが、いかにサイドで主導権を握れるかが勝敗の鍵を握る。

対する浦和は前々節の横浜FC戦で連敗をストップしたが、前節の清水エスパルス戦は終盤の失点に泣き1-1のドロー。連勝を逃す形となった。とはいえ、好調のFWレオナルドがゴールを奪取。FW興梠慎三とのダブルエースとして期待されるアタッカーがゴールを積み重ねていることは、チームとしてもプラス要素と言える。直近4試合を振り返っても負け越してはいるが、シュートの数は増えており、ゴールに近づいているのは明らか。あとはゴール前のアイディアやクオリティーを高めることで、勝利につながる得点を奪っていきたい。今節は対戦相手の名古屋にいいドリブラーが揃っているが、浦和にもMF汰木康也やMF関根貴大ら状況を打開できるアタッカーが在籍している。相手以上にサイドを攻略することで勝利に近づきたい。

両者は勝ち点14で並んでいるため、勝てば相手を突き放すことができる。上位争いに加わっていくためにも負けられない一戦だ。

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