金曜日のナイトゲーム開催となったセレッソ大阪とジュビロ磐田の一戦は、後半に訪れた様々なアクシデントを乗り越えたC大阪がホーム初勝利を飾っている。
前半は、完全なC大阪ペース。最終ラインからボールを動かしながらテンポ良く攻撃を構築すれば、守備でも前線からのハイプレスで磐田のビルドアップを遮断。さらには攻守の切り替えでも素早い寄せで全ての局面で圧倒し続ける。
そして32分には、セットプレーの流れからMF毎熊晟矢が頭で押し込んで先制すると、40分には磐田のハイプレスをビルドアップで剥がして前進したところからMF清武弘嗣の相手の逆をつくラストパスを再び毎熊が沈めて追加点。毎熊の2ゴールでスコアでも内容でもC大阪が圧倒した。
一方の終始苦しい時間が続いた磐田は、後半開始からFWファビアン・ゴンザレスとMF大森晃太郎を投入。3バックから4バックにも変更し、攻撃的な采配を振るう。
選手交代を機に少しずつ磐田が押し込む展開を作り始めた矢先の74分、途中からピッチに入ったMF為田大貴がオン・フィールド・レビューによって一発退場。すると79分には、退場シーンで負傷したDF小川大貴に替わってピッチに入ったMF吉長真優が浮き球を粘り強く繋いだボールをファビアン・ゴンザレスが流し込んで1点差に詰め寄る。
そして後半アディショナルタイムには、GKキム・ジンヒョンが脳震盪によって負傷交代。すでに5人の交代カードを使い切っていたが、6人目の交代が許されてGK清水圭介が急遽ピッチに入る。この影響で10分以上が追加されたものの、1点差を守り切ったC大阪が磐田を下し、待望のホーム初勝利を飾っている。
■ 5月6日開催 結果
・J1第12節
C大阪 2-1 磐田
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