川崎フロンターレ対セレッソ大阪の見どころ ｜ 日程・放送・配信予定 ｜ J1リーグ

川崎フロンターレ 対 セレッソ大阪 概要

2000年に初対戦を迎えて以降、J1やJ2の舞台で相対してきた両者は、ここまで9勝8分9敗と全くの五分の成績を残している。また、互いの得点数も川崎フロンターレが47、セレッソ大阪が45とほぼ同じ数字を記録しており、互角の対決と言って過言ではないだろう。

ただ、直近のデータを見ると、優位性を持っているのはC大阪の方かもしれない。2017年に1-5で敗れて以降、4試合負けなしの3勝1分と好成績を収めている。特に2018年は川崎Fの優勝が決まる試合で2-1で勝利し、川崎Fに苦い思いをさせたのは事実として残っている。今回は首位攻防戦。どんな戦いが繰り広げられるだろうか。

対戦成績 (リーグ戦 直近5試合)

川崎フロンターレ 対 セレッソ大阪 見どころ

リーグ再開後、9連勝。首位を快走する川崎フロンターレの勢いが止まりそうにない。水曜日、川崎Fはリーグ10連勝をかけ、ホームでセレッソ大阪と対戦。着々と勝星を積み重ね2位に浮上してきたC大阪からすれば、ここで川崎Fの進撃を止めたいところ。白熱の首位攻防戦が期待できそうだ。

ここまで8試合で複数得点を奪い、リーグ最多となる29得点を叩き出している川崎F。前節の北海道コンサドーレ札幌戦も前半こそ1-0で折り返したが、後半にギアを上げて5得点を奪取するなど、6-1で勝利を収めている。

注目したいのは、やはり攻撃力だ。今季から新たに採用している4-3-3のシステムは、前線に多くの人数をかけることを可能にし、中央だけでなく左右のサイドからも攻撃する多彩なバリエーションを披露。序盤戦はMF家長昭博とFW長谷川竜也が存在感を発揮していたが、二人が負傷でピッチに立てなくなっても、FW三笘薫やFW旗手怜央が彼らを補う活躍を見せるなど、誰が出ても変わらないサッカーで勝利を積み重ねている。今節の相手・C大阪が守備の堅いチームだろうが、川崎Fのやることは変わらない。自分たちで主導権を握りながら、圧倒的な攻撃を繰り出していくことで勝利をつかみにいく。

対するC大阪は、ここまで6勝3分1敗で2位。6試合負けなしで首位攻防戦を迎えることになる。前節はリーグ2位の得点力を誇る柏レイソルと対戦。リーグ屈指のストライカーであるオルンガを巧みに抑えながら、隙を逃さずに得点を重ねて3-1で勝利している。

C大阪としては、前節の勝利を今節につなげたいところ。柏戦では長い時間ボールを保持され、押し込まれる時間が続いたが、チーム全体で堅固な守備を構築して対応。20本以上のシュートを放たれながら失点はミス絡みだけで、相手の攻撃を抑えることに成功した。今節の相手・川崎Fは柏以上にボールを保持し様々なパターンで攻撃してくるが、前節のイメージをしっかりと持って対応できれば、無失点も不可能ではない。DFマテイ・ヨニッチ、DF瀬古歩夢、GKキム・ジンヒョンの3人は忙しい夜になることが予想されるが、最後まで集中したディフェンスを披露することで首位撃破を成し遂げたい。

リーグ最多得点とリーグ最少失点。最強の矛と最強の盾の一戦は、どちらに軍配が上がるだろうか。

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