ジュニアユース時代から横浜F・マリノスの下部組織でプレーしていたMF遠藤渓太は、2016年にトップチームに昇格。第3節のアルビレックス新潟戦でプロ入り初出場・初先発を飾るなど、プロ1年目から23試合に出場した。
初年度の活躍によって期待が高まった2017シーズンは、JリーグYBCルヴァンカップ第3節の新潟戦でプロ初得点をマーク。これでさらに期待が高まったが、その後は途中出場が多くスタメンの座を確保することができず、14試合の出場と物足りない結果となってしまった。
しかし、2018年にアンジェ・ポステコグルー監督が就任すると状況が一変。11番に背番号を変更し、ポステコグルー監督の下で多くのチャンスを得ると27試合に出場した。また、2019シーズンはより信頼を高めて33試合に出場。キャリアハイとなる7得点を記録してチームのリーグ制覇に大きく貢献した。
クラブでの活躍が評価され、2019年末にはE-1選手権で日本代表デビュー。2020シーズンの途中にはドイツのウニオン・ベルリンへと移籍を果たし、海外でのキャリアをスタートさせている。東京五輪世代の一員としても今後の活躍が楽しみなアタッカーは、ここからどんな成長曲線を描いていくのだろうか。
プレースタイル
遠藤の武器は何と言ってもスピードを生かした切れ味鋭いドリブルだ。ウインガーのポジションで起用されることが多く、対面の相手との1対1を何度も制してチャンスメイクを図る。クロスだけでなく、カットインからのシュートも備わっており、フリーにさせると厄介な選手と言っていい。
近年は周りを巧みに使いながら抜け出すなど、オフ・ザ・ボールの動きも強化。得点力も上がってきており、アシストやゴールという目に見える数字が増えてくれば、もっと怖い選手になるだろう。
動画:プレー&ゴール集
プロフィール・経歴
遠藤渓太/Keita ENDO
1997年11月22日生まれ 175㎝・66kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2016 | 横浜F・マリノス | 23試合・0得点 |
2017 | 横浜F・マリノス | 14試合・2得点 |
2018 | 横浜F・マリノス | 27試合・2得点 |
2019 | 横浜F・マリノス | 33試合・7得点 |
2020 | 横浜F・マリノス | 6試合・2得点 |
2020-2021 | ウニオン・ベルリン | 11試合・1得点 |
※成績は国内リーグ(2021年3月18日現在)
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