ヨーロッパの名門クラブであるザルツブルク(オーストリア)でのプレー経験を持つクリスティアーノが、Jリーグにやってきたのはいまから7年前のこと。2013年に栃木SCに加入すると、すぐにJリーグのプレースタイルや日本での生活に慣れ、リーグを代表する助っ人外国人選手へと成長していった。
来日1年目から40試合16ゴールという数字を残したクリスティアーノは、翌年に当時J1に在籍していたヴァンフォーレ甲府に移籍。ゴール数こそ減ったが、シーズンを通してピッチに立ち続けチームの2年連続J1残留を成し遂げた。さらに翌年には柏レイソルへと移籍。テクニックに優れるチームメイトに恵まれリーグ戦で14ゴールを記録し、天皇杯準々決勝ベガルタ仙台戦では直接フリーキックだけでハットトリックを決める快挙を達成した。
その後、2016年の半年間だけ甲府へと戻るが、夏場に完全移籍で柏レイソルへ加入してからはチームの顔として大暴れ。昨季はJ2ながらキャリアハイの19ゴールを挙げ、J2優勝という自身にとっても初のタイトルを獲得した。その勢いのままに、2020シーズンはJ1でのタイトル獲得をターゲットに入れてスタートするも、中断期間中にケガを負いシーズンの半分以上を欠場。JリーグYBCルヴァンカップ決勝でも敗れる悔しい1年となった。在籍7年目となる今季こそは悲願を成就させる。
プレースタイル
重戦車のようなゴリゴリとしたドリブルとライフルのようなパワフルシュートが代名詞。ボールを持てばまず仕掛け、寄せてきた相手をなぎ倒しながらでもゴールへと迫っていくクリスティアーノに多くの選手やチームが痛い目を見てきた。
この男の間合いやリズムに入った時には簡単には止められない。それでいて勝利への執念も抜きん出ており、体中から溢れ出る勝つことへのこだわりは止まることを知らない。
動画:プレー&ゴール集
プロフィール・経歴
クリスティアーノ/CRISTIANO
1987年1月12日生まれ 183㎝・83kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2006 | トレド | |
2007 | トレド | |
2008 | ガロ・マリンガ | |
2008 | マルシリオ・ジアス | |
2009 | リオ・クラロ | |
2009 | シャペコエンセ | 13試合・1得点 |
2010 | メトロポリターノ | 7試合・1得点 |
2011 | ジュベントゥージ | 26試合・6得点 |
2011ー12 | ザルツブルク | 15試合・3得点 |
2012-13 | ザルツブルク | 0試合・0得点 |
2013 | 栃木SC | 40試合・16得点 |
2014 | ヴァンフォーレ甲府 | 32試合・5得点 |
2015 | 柏レイソル | 34試合・14得点 |
2016 | ヴァンフォーレ甲府 | 17試合・7得点 |
2016 | 柏レイソル | 17試合・9得点 |
2017 | 柏レイソル | 33試合・12得点 |
2018 | 柏レイソル | 34試合・8得点 |
2019 | 柏レイソル | 39試合・19得点 |
2020 | 柏レイソル | 15試合・4得点 |
2021 | 柏レイソル | 31試合・7得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
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