清水エスパルスのジュニアユースとユースでプレーし、2007シーズンからトップチームに昇格したFW長沢駿は、プロ入りから4年間でわずかリーグ戦7試合出場と出番が限られていた。そこで2011シーズンは心機一転、当時J2のロアッソ熊本に期限付き移籍。プロ初ゴールを含め、8得点と結果を残した。さらに、翌年は京都サンガF.C.、翌々年には松本山雅FCに活躍の場を移し、経験を積んだ。
2014年から清水に復帰すると、10試合と出場機会は多くなかったが、開幕スタメンをつかむなどJ1の舞台で4ゴールを挙げて力を示した。そして2015シーズンの途中には、新人時代に清水で指導を受けていた長谷川健太監督のオファーを受けてガンバ大阪に完全移籍。2017シーズンには全試合に出場し、キャリア初となる2桁ゴールを記録した。
その後は2018年の夏場から半年間ヴィッセル神戸でプレーし、2019シーズンの頭からはベガルタ仙台に加入。昨季はレギュラーを奪うとシーズンを通してポジションを守り抜き、チームトップの7ゴールを挙げた。木山隆之新監督を迎えた2020シーズンもFWの軸としてプレー。低空飛行を続けるチームの中でハットトリックや4試合連続をマークし孤軍奮闘をみせた。
今季からは大分トリニータへと移籍し、ゴールゲッターの役割に集中する。
プレースタイル
今季でプロ15年目を迎えるFWは、これまで7クラブでプレー。どのクラブでも190㎝を超える長身を生かしたポストプレーや空中戦の強さは重宝されてきた。
特にゴール前でクロスボールに合わせる技術やタイミングは素晴らしく、ヘディングシュートでゴールを量産。Jリーグ屈指の高さを誇るストライカーだ。チームのために走る、体を張るという献身性も兼ね備えており、前線からの泥臭い守備を厭わないところも魅力の1つである。
動画:プレー&ゴール集
プロフィール・経歴
長沢駿/Shun NAGASAWA
1988年8月25日生まれ 192cm・82kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2007 | 清水エスパルス | 1試合・0得点 |
2008 | 清水エスパルス | 0試合・0得点 |
2009 | 清水エスパルス | 5試合・0得点 |
2010 | 清水エスパルス | 1試合・0得点 |
2011 | ロアッソ熊本 | 33試合・8得点 |
2012 | 京都サンガF.C. | 14試合・1得点 |
2013 | 松本山雅FC | 32試合・3得点 |
2014 | 清水エスパルス | 10試合・4得点 |
2015 | 清水エスパルス | 14試合・1得点 |
2015 | ガンバ大阪 | 4試合・2得点 |
2016 | ガンバ大阪 | 21試合・9得点 |
2016 | ガンバ大阪U-23 | 1試合・0得点 |
2017 | ガンバ大阪 | 34試合・10得点 |
2018 | ガンバ大阪 | 14試合・1得点 |
2018 | ヴィッセル神戸 | 5試合・1得点 |
2019 | ベガルタ仙台 | 31試合・7得点 |
2020 | ベガルタ仙台 | 33試合・9得点 |
2021 | 大分トリニータ | 32試合・4得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
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