東京ヴェルディユース時代から大きな期待を掛けられた有望株で、2012年に2種登録ながらJリーグデビューを果たした前田直輝。プロ1年目から戦力として計算され、2014年には背番号11を背負った。そして2015年に松本山雅FCへと移籍。初のJ1の舞台でも臆することなく能力を発揮し、主力として活躍した。
2016年にはさらなるステップアップを図り横浜F・マリノスに加入。レギュラー定着とは至らなかったが、攻撃の切り札として存在感を示した。
その後、2018年に松本に復帰するも、わずか半年で名古屋グランパスに電撃移籍。夏場の加入ながら風間八宏監督の目指す攻撃サッカーをいち早く習得し、不振にあえぐチームを救ってJ1残留へと導いた。そして昨季はシーズン途中での監督交代もあり、サッカーの内容がガラリと変わった中でも年間を通して安定したパフォーマンスを披露。キャリアハイとなる9ゴールを挙げ、チーム得点王にも輝いた。そして2020シーズンは前年よりもゴール数こそ下げたが、前線の様々なポジションでプレーし攻撃をけん引し3位に導いた。
26歳と年齢的にも脂が乗っている時期。今季はAFCチャンピオンズリーグでの戦いも控えており、そこでのパフォーマンス次第では日本代表が見えてくるだろう。
プレースタイル
この男の代名詞は右サイドからカットインしての左足のシュート。例え何人の相手にマークされようとそれを強引にかいくぐり、わずかなシュートコースを見つければ迷いなく左足を振り抜く。豪快にネットを揺らす姿は見ていて爽快だ。
さらに、その左足を囮に縦へと突破したところからの右足のクロス精度も向上中。また、ここ数年はFWとしてプレーする機会もあり、ゴール前での冷静さも磨かれた。ペナルティーエリア内でのワンタッチシュートやGKとの1対1では落ち着いて仕留める力強さがある。
動画:プレー&ゴール集
プロフィール・経歴
前田直輝/Naoki MAEDA
1994年11月17日生まれ 176㎝・70kg 利き足:左
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2012 | 東京ヴェルディ(2種) | 4試合・0得点 |
2013 | 東京ヴェルディ | 18試合・1得点 |
2014 | 東京ヴェルディ | 26試合・3得点 |
2015 | 松本山雅FC | 31試合・3得点 |
2015 | J-22 | 2試合・0得点 |
2016 | 横浜F・マリノス | 13試合・2得点 |
2017 | 横浜F・マリノス | 19試合・4得点 |
2018 | 松本山雅FC | 16試合・3得点 |
2018 | 名古屋グランパス | 18試合・7得点 |
2019 | 名古屋グランパス | 29試合・9得点 |
2020 | 名古屋グランパス | 30試合・7得点 |
2021 | 名古屋グランパス | 34試合・3得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?