前回対戦
第14節:セレッソ大阪 3 - 0 浦和レッズ(ヤンマー)
9月に入って初のリーグ戦は、立ち上がりから互角の展開で推移する。そんな中、先に試合を動かしたのはC大阪。後半開始早々の48分、右サイドのMF坂元達裕からクロスが送られると、これをファーサイドに流れたFW都倉賢がヘディングでゴールに流し込み、ホームチームが先手を奪った。
この得点で勢いに乗ったC大阪は、74分に坂元のクロスがオウンゴールを誘い追加点。後半のアディショナルタイムには、この試合がJ1デビュー戦となった藤尾翔太がダメ押しの3点目を奪って試合は終了。C大阪は3連勝をマークすることになった。一方、浦和はチャンスがありながらも決め切れず悔しい敗戦を喫している。
成績
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浦和レッズ(9位:11勝4分9敗 / 勝点:37 / 得点:34 / 失点:37 )
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セレッソ大阪(2位:15勝3分6敗 / 勝点:48 / 得点:36 / 失点:25 )
浦和レッズ 対 セレッソ大阪 見どころ
来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権を獲得できるリーグ戦3位以内を確保する上でも、今節は互いに重要な一戦となる。9位・浦和レッズと2位・セレッソ大阪の勝ち点差は11。これ以上離れたくない浦和と、ライバルを一つでも減らしたいC大阪。意地と意地のぶつかり合う好ゲームが期待できそうだ。
ホームの浦和に光明の兆しが見えた。ここ5試合複数得点が奪えていなかった中で、前節のベガルタ仙台戦は6得点を奪って圧勝。多くの得点を奪えたことに加え、得点パターンがバリエーション豊かだったことはチームにとってポジティブな要素だ。また、大量得点だけでなくクリーンシートで終えられたこともプラス。攻守に充実感のある戦いができたことは次につながるはずだ。
迎える今節、ACL圏内となる3位以内に向けて上位のC大阪は何としても叩いておきたい相手。前回対戦の敗戦を反省材料に、相手の巧みな戦術の隙を突いていきたいところだ。前節、2得点ずつ奪ったFW興梠慎三、FWレオナルドの二人は変わらずキーマンとなるが、やはり注目したいのは古巣対決のFW杉本健勇。昨年、古巣相手にゴールを奪った男は、今節も得点を奪うことになるだろうか。
一方、C大阪は多少一時期の勢いに陰りは見えるものの、2連敗の後に2連勝と復調傾向にある。特に前節の横浜F・マリノス戦では、移籍後ここまで得点がなかったFW豊川雄太が2得点の活躍。レギュラーを固定する傾向にあるミゲル・アンヘル・ロティーナ監督のチームにおいて、サブの選手が結果を残してアピールしたことはプラスに捉えていいだろう。
浦和戦も変わらずチームの総合力が試される一戦となる。前述した豊川だけでなく、ここまでもう一つ輝けていない選手がピッチで結果を出すことでチームに勢いを付けたいところだ。そして、そういったメンバーを牽引する上でMF清武弘嗣のゲームコントロールが求められる。主将としてチームを牽引する男がどんなプレーを見せるのか。彼の一挙手一投足にも注目したい。
互いに負けられない一戦。勝利を手にするのは果たして。
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