全カードのスコア予想を展開する『Jリーグプレビューショー』。今回は、遠藤保仁が移籍してから初めて迎える古巣戦として注目を集めるジュビロ磐田とガンバ大阪の一戦をピックアップした。
これまでの戦い方やスタイルを踏まえて最も高い確率のスコアを導き出すデータスタジアム社の”予想くん”とサッカー解説者の佐藤寿人氏が『1-1』と展開した予想に対し、サッカー専門新聞エルゴラッソの田中直希氏は、『0-1』でG大阪の勝利を予想。専門家たちの間で意見が分かれた。
G大阪勝利を予想した田中氏は、注目選手として小野瀬康介の名前を挙げ、「すごく得点も取っていて調子が良い。いろんなポジションもできるのでどこで起用されるのか。今は得点を取れているのでより前目のポジションで使われるとゴールに近づくのかなと思っている」と期待を込めた。
一方でドロー決着を予想している佐藤氏は、遠藤保仁を注目選手としてピックアップ。銀シャリの橋本直氏にその凄さを問われると、「首を振りながらいろんな情報を入れてプレーの判断をしているなというのはここまで試合を見ていても非常に感じる」と語り、さらに「いろんな経験をしてきているので、攻められている時にどこに顔を出せば、味方が助かるのか。そういった頭の部分でも頼りになる」とサックスブルーの背番号50に期待を寄せている。
さらに前節・川崎フロンターレ戦の試合中に右アキレス腱断裂で長期離脱を強いられることとなったG大阪のFW宇佐美貴史へ佐藤氏からエールも送られた。2010年に肩を負傷して手術を強いられた佐藤氏。手術後の試合で「得点を決めた後に僕のゴールパフォーマンスだったフラッグを掴むパフォーマンスを槙野智章選手がPKを決めてやってくれた」と当時を振り返り、「そういう仲間がいるので本人は悔しいと思いますが、支えてくれるチームメイトもいますし、よりパワーアップした姿を期待すると思うので、（宇佐美）貴史にはまず焦らず、仲間の期待に応えられるようにリハビリを頑張ってほしい」と温かいエールが送られた。
初の古巣戦に燃えるヤットを要する磐田とエースを長期離脱で欠く一発目のゲームとなるG大阪の一戦はどんな結末を迎えるのか。週末のJリーグからは目が離せない。
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