鹿島アントラーズ対ヴィッセル神戸の見どころ ｜ 日程・放送・配信予定 ｜ J1リーグ

鹿島アントラーズ 対 ヴィッセル神戸 概要

1997年4月、両者の初対戦はMFマジーニョの3ゴールなどもあって、鹿島アントラーズが5-2でヴィッセル神戸を下した。それ以降、鹿島は5連勝を2度記録（Vゴール勝利も含む）。これまで25勝7分10敗と大きく勝ち越している。

ただ、負け越している神戸ではあるが、ポジティブなデータとしては前回対戦で3-1の勝利を収めていること。また、カシマスタジアムでは6試合負けなしと、敵地で我慢強い戦いを披露して勝点を稼いでいる。今節の両者の対戦では、どんな結末が待っているだろうか。

対戦成績 (リーグ戦 直近5試合)

鹿島アントラーズ 対 ヴィッセル神戸 見どころ

今季初のリーグ戦連勝で順位を12位にまで上げてきた鹿島アントラーズは、ホームに10位のヴィッセル神戸を迎える。鹿島が勝てば順位が入れ替わるが、神戸からすればそれは阻止したいところ。互いに勝利を目指す激しい戦いが期待できそうだ。

ザーゴ監督の下で新シーズンをスタートした鹿島は、序盤戦こそなかなか勝星が増えてこなかったが、公式戦直近5試合で3勝と徐々に内容が向上。前節のサガン鳥栖戦でも攻撃陣が機能して2-0の勝利を飾り、苦しい時期を乗り越え、少しずつ勝点を増やしている。

チームの得点源となっているのは、今季から加入しているFWエヴェラウドだ。前線だけでなくサイドをこなすなど、フレキシブルに活躍できるブラジル人アタッカーは、リーグ戦ここ3試合で5ゴールを記録。前節の鳥栖戦では周りとの連携からゴールを奪っており、チームメイトとの関わり方にも慣れてきた印象だ。神戸には多くの外国人ビッグネームがいるが、そんな相手に対してチームを勝利に導くゴールを奪うことで、自身の価値をさらに高めたい。

一方、神戸はなかなか勢いに乗り切れていないところがある。今季ここまで3勝3分3敗ともう一つ勝ち切れず、いまだ連勝もない。リーグタイトルを目指す中で、少々スロースタートになってしまったと言っていいだろう。

気になるのは、FW古橋亨梧の負傷で得点力が低下していること。前々節の北海道コンサドーレ札幌戦では3得点を奪ったが、直近4試合で複数得点できたのはその試合のみ。FWドウグラスを中心に前線の選手の奮起が求められる。その中で注目したいのは、前節ゴールをあげたFW藤本憲明。今季初得点を記録した男は、さらなるゴール量産に燃えているはず。苦しい時にチームを救える活躍を見せられるか注目だ。

過密日程に加え、猛暑が重なり、厳しい環境下での試合が続く。そういった状況の中で勝利を掴むのはどちらになるだろうか。

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