ガンバ大阪は17日、片野坂知宏監督との契約を16日付けで解除し、後任に松田浩コーチが就任することをあわせて公式発表した。
2016年から2021年まで5年間大分トリニータを率いてきた片野坂知宏監督は、2022年シーズンからG大阪の指揮官に就任。しかしJ1リーグ第25節終了時点で、5勝7分12敗と苦戦し、J2降格圏の17位に沈んでいる。
小野忠史代表取締役社長は、今回の発表を受けて公式サイトを通じて以下のように経緯を説明している。
「今季、強いガンバを取り戻すため、ガンバ大阪を良く知り、これまで多くのタイトル獲得に関わっていただいた片野坂氏を監督に招聘いたしました。チーム成績の向上はもちろんですが、チームとしての一体感を生み出すことも期待し、片野坂氏の素晴らしい人柄でしっかりとチームを一つにしていただいたと思います。しかしながら、シーズン序盤より新型コロナウイルスによる活動休止や主力選手の怪我人の多発により、思うようなチーム作りが出来ませんでした。また、夏期の選手獲得により戦力アップを図りましたが、浮上のきっかけを掴めない状況が続いております。チーム再建には時間がかかるのは理解しておりますが、残り10試合となり、現実的な目標がJ1残留となったため、このタイミングで松田新監督へ交代する決断をいたしました」。
また契約解除となった片野坂監督はクラブ公式サイトを通じて謝罪と今後へのエールを送っている。
「今シーズン強いガンバを取り戻す為に選手と共に積み上げたなかで、たくさんの勝利で皆様と喜びを分かち合う為に戦いましたが、残念ながら私の力不足によりご期待に応えられず、悔しい思いと残念な結果しか出す事ができませんでした。本当に申し訳ありませんでした。これから新しい指揮官の下、残留という目標に向かってチーム一丸となり、必ず達成できるのを信じております。本当にありがとうございました」。
また今月9日にトップチームコーチに就任したばかりで、後任を務めることになった松田浩新監督は以下のようにコメントしている。
「とにかく今は目の前の試合をしっかり取りに行くことだけに集中し、選手・スタッフ一丸となってこの厳しい状況を乗り越えるだけです。どうか最後まで熱い声援をよろしくお願いいたします」。
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