湘南ベルマーレ 対 鹿島アントラーズ の見どころ
今節、唯一の日曜日開催となるカードでは、レモンガススタジアム平塚で湘南ベルマーレと鹿島アントラーズが対戦。残留と優勝を目指す両者が勝点3をめぐり、熱い戦いを繰り広げる。
ホームの湘南は6月以降、2連勝を含む6戦負けなしの時間を過ごし、残留争いから抜け出したかに思われたが、ここに来て2連敗中。一時は12位まで浮上した順位も気が付けば15位まで後退し、自動降格圏までわずか勝点3差の状態にある。今節を含めて残り10試合で安全圏をつかむために、ここで連敗を最小限で止め、勝点3を積み上げたい。
そのためのキーとなるのが守備の安定を図ること。6戦負けなしの時期はわずか1失点しか喫していなかったが、第23節・ジュビロ磐田戦を0-1で落とすと、第24節・北海道コンサドーレ札幌戦は1-5で敗戦。前半早々に立て続けに喫した失点が響き、今季最多失点で敗れた。
幸い、先週のリーグ戦が台風の影響で延期となったことでこのゲームに向けて準備する時間は多く取れている。目の前の試合に勝つためにも、J1の舞台に生き残るためにも守備の改善と安定は必須。GK谷晃生を中心にもう一度よい時期の守備を思い出し、全員がハードワークできる自分たちのよさを取り戻したい。そうすれば、自ずと勝利の二文字は見えて来そうである。
アウェイの鹿島は前節・アビスパ福岡戦が岩政大樹新監督の初陣となったが、2-0で勝利。最高の形でリスタートを切った。
特に目に付いたのは選手一人ひとりが自信溢れるプレーをし、勝利のためにやるべきことを全力でやっていた姿。鈴木優磨とエヴェラウドといった点を取るべき選手たちがゴールに絡んだこともチームを勢い付かせたことは間違いなく、得点後、ベンチ前で全員が喜びを表現していたシーンが岩政アントラーズの一体感を感じさせた。
消化試合数は1試合多いが、首位の横浜F・マリノスとは勝点5差の2位に付けており、まだまだ優勝は射程圏内。今節、その首位の横浜FMは試合がないため、勝てば2ポイント差に迫ることができ、プレッシャーをかけられる。
新体制で連勝発進を果たし、逆転優勝のシナリオを書き始めたい。
J1第26節 対戦カード一覧
日時 | 対戦カード | スタジアム | 配信・放送予定 |
---|---|---|---|
8月19日(金) 19:30 | 名古屋グランパス vs ジュビロ磐田 | 豊田ス | DAZN |
8月20日(土) 14:00 | 北海道コンサドーレ札幌 vs サガン鳥栖 | 札幌ド | DAZN |
8月20日(土) 18:00 | 清水エスパルス vs 柏レイソル | アイスタ | DAZN |
8月20日(土) 19:00 | アビスパ福岡 vs 川崎フロンターレ | ベススタ | DAZN |
8月20日(土) 19:00 | サンフレッチェ広島 vs ガンバ大阪 | Eスタ | DAZN |
8月21日(日) 19:00 | 湘南ベルマーレ vs 鹿島アントラーズ | レモンS | DAZN |
9月14日(水) 19:00 | 京都サンガF.C. vs 横浜F・マリノス | サンガS | DAZN KBS京都 |
9月14日(水) 19:00 | ヴィッセル神戸 vs FC東京 | ノエスタ | DAZN |
9月14日(水) 19:30 | 浦和レッズ vs セレッソ大阪 | 埼玉 | DAZN |
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