シーズン終盤戦に入ったJリーグにおいて、3連覇を目指す川崎フロンターレは優勝を成し遂げることができるのか。今回の『Jリーグプレビューショー』では、川崎Fの鬼木達監督が今後の戦いに向けて思いを語った。
3連覇を目指す川崎Fに試練の時がやってきている。首位の横浜F・マリノスとは1試合消化が少ない状況で勝点差「5」。この差をこれ以上、広げられてしまうと、目指してきた3連覇が非常に厳しい状況となってしまう。
ここまでなかなか厳しい戦いが続いているように見える川崎Fだが、鬼木監督は「傍から見たら苦しいシーズンとよく言われるけど、苦しんでいる中で見えてくるものがあるし、みんな覚悟が決まってきている感じがある」と主張。「今はみんなが自信を持ってやっている」と前向きな捉え方をしていると口にした。
そんなチームにおいて転機となったのが第23節の浦和レッズ戦だ。この試合では新型コロナウイルスの影響で多くの選手がメンバーに入れず。ベンチメンバーにはGKが3人入る異常事態となってしまった。その試合を振り返り鬼木監督は「自分の中で選手に対しての甘さが出た」と語りつつ、敗れた試合後に思ったことを明かした。
「選手の中でも何がなんでも勝つためにという、今までにない声かけや盛り上げ、要求など色々なことが出てきたことでひと皮剥けたなと。これは本当に自分の中で最後戦っていく上で一番欲しかったところ。ミスや失敗を気にせずやれるようになってきて、今は見ていて自分としては頼もしい」
今節は岩政大樹監督が就任したばかりの3位の鹿島アントラーズと対戦する。優勝を争うライバルを相手に勝ち星が取れるか。重要な試合となる。
「自分たちが100%で挑まないと勝てないのはわかっている。すごく大事なゲームになるのは間違いない。自分たちより順位が上にいるチームなので、一戦必勝で戦うことは変わらない。間違いなく僕は理論派ではない。自分の中でいろいろ準備してきていても、そのタイミングで違うなと思ったら違う行動を起こす。その場の雰囲気やそこで何が起きているかをより大事したいと思ってやってきている。自分たちらしい戦いで勝つことがすごく重要だと思っています」
川崎Fは鹿島に勝つことができるのか。重要な一戦の勝敗が気になるところだ。
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