横浜F・マリノス 対 ジュビロ磐田 の見どころ
3年ぶりのJ1優勝が目前の首位・横浜FMと残留へ瀬戸際に立たされている最下位の磐田。ここまでの歩みは対照的だが、互いに勝利のために全てを懸けて臨む一戦となる。
前節は、ガンバ大阪にセットプレーから2発を仕留められ、今季初めてホームで黒星を喫し、優勝がお預けとなった横浜FM。J1優勝争いは、2位・川崎フロンターレが前節をしっかりと勝ち切ったことで勝ち点「5」差という状況。それでもこのミッドウィークに勝利し、京都サンガF.C.と戦う川崎Fが引き分け以下に終わるという前節と同じ条件で悲願の時を迎えられる。先週末と同じ失敗を繰り返さないために高いモチベーションで勝利を狙いにくるだろう。
今節は、前節同様に残留争いの渦中にいるチームとの難しい一戦にはなるが、その中でいつも通りを貫けるかがポイントだろう。G大阪戦は、数多くのチャンスを作りながらも無得点。そこにはタイトルへの目には見えないプレッシャーがあったことも否めない。ただ長丁場のシーズンでどんな相手に対しても上回ってきたアタッキングフットボールがトリコロールの真骨頂。王者に相応しいサッカーで普段通りに圧倒することが勝利への一番の近道だ。
前節同様に心理的にいつも以上の力が入る一戦になるのは避けられない。その中で2019年にJ1王者を経験しているMF喜田拓也やFW仲川輝人らがいかにチームに落ち着きをもたらせるか。チームを勝利に導くために彼らの経験値に期待したい。
対する磐田は、残留に向けてかなり厳しい状況に立たされている。ストレートでJ1に残るためには、残り4試合で残留ラインの15位との勝ち点「9」差を逆転しなければいけない状況。大逆転を手繰り寄せていくためには、勝ち続けることしか道は残されていない。
それだけに前節のドローは痛恨だった。好パフォーマンスを見せた前半に3ゴールを奪って逆転して優位に立っていたが、試合終了間際に追いつかれ、勝ち点1止まり。磐田としても前節と同じ失敗を繰り返さないためにも今節は何がなんでも勝利を掴むという気概を見せなければいけない。
ただ直近2試合は勝ち切れていないが、MF山田大記の復帰と共にチームのパフォーマンスは上向き。その効果を口にするチームメイトの数も多い。ピッチ上でチームを一つの方向に束ねていける背番号10の力が首位撃破という難易度の高いミッションをクリアするためには欠かせない。前節の悔しさを晴らすため、そして大逆転への一歩とするためにこの山を乗り越え、直接対決が待ち受けるラスト3試合に現実的な希望を繋ぎ止めたいところだ。
次こそは勝利へ。その思いをぶつけ合う背水の陣は、10月12日の19時に幕を開ける。
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