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【インタビュー】「F・マリノスに関わるすべての人のおかげ。来年も喜ぶ顔を見たい」。ベストイレブンを受賞したエウベルが喜びを明かす | Jリーグ

【インタビュー】「F・マリノスに関わるすべての人のおかげ。来年も喜ぶ顔を見たい」。ベストイレブンを受賞したエウベルが喜びを明かす |  JリーグDAZN
【国内サッカー・インタビュー】3年ぶりのリーグ制覇を成し遂げた横浜F・マリノスで高い存在感を示したエウベル。左サイドを主戦場に得意のドリブルと圧倒的なスピードで相手を切り裂き、29試合8ゴールをマークした。そんなブラジル人アタッカーにリーグ優勝とベストイレブン受賞の喜びを聞いた。
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「チーム全体の力で勝ち取ったタイトル。本当に心地良かった」

ーーこの度はリーグ優勝とベストイレブンの受賞、おめでとうございます。

ありがとうございます。チームの目標であったリーグ優勝のタイトルをしっかりと獲れてすごく嬉しく思いますし、ベストイレブンに選出してもらったことも非常に嬉しいです。

ーーこれまでのキャリアでタイトルや個人賞を獲得した経験はありますか?

一度ありますが、日本に来て2シーズン目でこういう経験をさせてもらえて光栄に思います。これもF・マリノスのチーム全体、仲間、スタッフ、F・マリノスに関わるすべての人のおかげだと思っています。

ーーチーム全体で勝ち獲ったリーグ優勝だと思います。最終節・神戸戦で勝利し、優勝が決まった瞬間はどんな気持ちでしたか?

まさにチーム全体の力で勝ち取ったタイトルだと思います。優勝が決まったときはすごく気持ちよくて感無量でした。この気持ちは今回で終わるのではなくて、来シーズンもタイトルを獲って同じ気持ちを味わえるように全員で準備していきたいと思います。

ーーその神戸戦は後半途中に下がり、最後はベンチ前で戦況を見守っていたと思います。早く終わって欲しい気持ちでしたか?

本当にそのとおりで『早く終わってくれ』と思っていました(笑)。ピッチで戦っているときは残り時間がまったく分からないので気にならないのですが、ベンチで見ているときは時間を気にしてしまいます。早くチームのみんなと喜びたいし、スタジアムに駆け付けてくれたファン・サポーターと喜びを分かち合いたい気持ちでいっぱいだったので、レフリーの笛を早く聞きたかったです。

ーーシャーレを掲げたり、ファン・サポーターと喜びを分かち合ったりしたときはどんな思いでしたか?

いろいろな気持ちがありましたね。『目標を達成したんだ』、『今までやってきたことが間違っていなかったんだ』という気持ちにもなりましたし、ホッとした気持ち、報われた気持ちにもなりました。あとは、ファン・サポーターやチームメイトが喜んでいる顔を見ていると本当に心地良かったです。だからこそ、今回で終わりではなく、来年も同じ気持ちを味わいたいので、来シーズンもタイトルを獲ってファン・サポーターやチームメイトの喜ぶ顔を見たいと思っています。

2022-1110-elberⓒJ.LEAGUE

「F・マリノスに加入できて本当に幸せ」

ーーベストイレブンの受賞は優勝に大きく貢献したひとつの証だと思います。感想はいかがですか?

日々の努力や、やってきたことが報われた瞬間なので素直に嬉しいです。ただ、ベストイレブンに選んでもらったのは仲間のおかげであり、仲間がいなければこういう素晴らしい賞に選ばれていないと思います。

ーー自身としては、29試合で8ゴールの成績を残しました。

数字としては良かったとは思いますけど、個人としては満足できる数字ではないので、これで満足せず来シーズンはゴール数を10、11、12と増やして、アシストも伸ばしていきたいと思っています。もっと活躍したいです。ただ、一番大事なのはチームのタイトルなので、少なからず貢献できた部分はあると思っています。

ーーリーグ戦でエウベル選手がゴールを決めた試合は6戦全勝でした。知っていましたか?

それは嬉しいですね。得点が勝利に結び付き、チームに貢献できた。それは嬉しいことです。ただ、何度も言っているようにここで満足してはいけません。来シーズンはゴール数もアシスト数も伸ばして、さらにチームに直接貢献できるようにしていきたいです。

ーーその6試合のうち5試合で先制点、残りの1試合では決勝点を決めていて、“勝利につながるゴール”をたくさん取っている印象があります。

僕自身はそれを知らなかったので興味深いですし、嬉しいですね。直接、勝利に結び付く得点は評価されると思いますし、自分が決めてチームが勝っていることはすごく嬉しいことです。来シーズンもこういう幸運が付いてきてほしいですし、F・マリノスにもそういう運が付いてきてほしいと思っています。

ーー特にリーグ優勝が決まるラスト2試合で3ゴールと大きな活躍をしました。いつも以上に気持ちは入っていましたか?

本音を言えば、もっと早くタイトルを獲れたと、みんなが思っていると思います。優勝が目前に迫った中、ホームで連敗を喫してしまったことはすごく痛かったです。それでも、チーム全員で『今までやってきたサッカー、今までやってきたことをやるだけ』という考えをブレずに戦えていたので、全員でその姿勢を貫きピッチで表現した結果、しっかりとタイトルを獲れたと思っています。

ーー8ゴールの中でベストゴールがあれば教えてください。

最後の神戸戦でのゴールですね。タイトルがかかった試合で、得点が必要な場面でのゴールだったのでやはりすごく印象に残っていますし、忘れられないゴールになりました。

ーーヘディングでのループシュートは珍しいですが冷静でしたね。

水沼宏太選手がクロスを上げたときに少しGKが出たのが見えたので、先の展開を予測した結果、『直接ゴールにヘディングで打とう』と思い、冷静に判断できました。GKも出ていましたし、ボールはバウンドしていたので、もうヘディングしかないと思いました。

ーー今季は加入2年目でした。自身の中で変化や成長を感じている部分はどこでしょうか?

昨季は日本に来て1年目のシーズンで、日本のサッカー、そしてF・マリノスのサッカーに順応しながらやっていましたけど、やはり慣れたり理解したりするまで時間がかかってしまった部分はありました。その経験もあり、今季のほうが日本のサッカーやF・マリノスのスタイルにフィットできたと感じています。それに伴い、出場時間も昨季に比べたら伸びました。それが数字の部分にも表れてきたと感じています。

ーー日本やF・マリノスでのプレーは充実していますか?

すごく充実していて、すごく幸せです。日本でプレーするのは夢でした。Jリーグにはいろいろなチームがあり、すべてのチームをリスペクトしています。その中でも、素晴らしいプレースタイルで攻撃的なF・マリノスに加入できて本当に幸せです。いまのF・マリノスのサッカーは僕のプレースタイルにすごくフィットしているので、もっともっとF・マリノスでプレーしたいというのが僕の素直な気持ちです。

ーー一緒に戦い、喜びを分かち合ったファン・サポーターにメッセージをお願いします。

ファン・サポーターのみなさんには本当に感謝しかありません。本当に素晴らしいサポーターだと思います。ホームでもアウェイでも素晴らしい雰囲気を作り出していただき、アウェイでもホームのような雰囲気にしてくれる誇るべきサポーターだと思っています。それは僕だけでなくチームメイト全員がそう思っています。来季も引き続きともに戦い、ともにタイトルを獲れたらと思っています。

ーー今季は声援を受けてプレーする試合もあったと思います。力になりましたか?

声援があると全然違いますし、最初に聞いたときは鳥肌が立ったことを覚えています。加入して2年なのに僕のチャントもあってすごく驚きました。忘れられないですし、本当に愛情を感じています。今季はまだ、声を出していいエリアや試合数に制限があったので、来季は緩和され、どの試合でもスタジアム全体から声援を送られるようになったらと願っています。

ーー来季は、チームとしてもエウベル選手としても今季以上の成績を期待しています。

ありがとうございます。そうできるように頑張りたいと思います。

文・インタビュー 須賀大輔 

1991年生まれ、埼玉県出身。学生時代にサッカー専門新聞『ELGOLAZO』でアルバイトとして経験を積み、2016年からフリーライターとして活動。ELGOLAZOでは柏レイソルと横浜FCの担当記者を経て、現在はFC東京と大宮アルディージャの担当記者を務めている。

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