横浜F・マリノスは14日、DF上島拓巳が柏レイソルより完全移籍で加入することをクラブ公式サイトで発表した。
現在25歳の上島は、柏のアカデミー出身。中央大学を経て、2019年に柏へと入団した。同年3月13日のJリーグYBCルヴァンカップ(ルヴァン杯)第2節・FC東京戦でプロデビュー。2020年にはアビスパ福岡への期限付き移籍を経験するも、2021年には柏へと復帰した。2022シーズンは、明治安田生命J1リーグで24試合、ルヴァン杯で4試合、天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会で2試合に出場している。
横浜FMのクラブ公式サイトには、次のように上島のコメントが掲載されている。
「はじめまして、柏レイソルから移籍してきました、上島拓巳です。まずはチャンピオンチームから必要とされたこと、本当にうれしく思います。自分自身まだまだ選手として足りないことだらけですが、このチームと共に成長し、Jリーグそしてアジアのタイトルを獲得できるように、全身全霊で闘っていきます」
また、柏のクラブ公式サイトには、次のように上島のコメントが掲載されている。
「柏レイソルを応援してくださる皆様へ」
「このたび横浜F・マリノスに移籍する決断をしました。小学生3年生の頃にスクールに入り、4年生から高校生までの9年間、柏レイソルのアカデミー選手としてレイソルのエンブレムを付けさせていただきました。アカデミーでは素晴らしい指導者の方と仲間に恵まれ、選手としてだけでなく人として大切なことを教えていただきました。高卒ではトップに昇格することはできませんでしたが、大学経由で戻ってきた第一号の選手としてプロになり、少しでも後輩のための足がかり、きっかけになれたことは小さなことですが、僕の誇りです」
「福岡に期限付き移籍していた年を除いて3年間、柏レイソルのエンブレムを背負ってプロとしてプレーさせていただきましたが、小学生の頃に思い描いていたような活躍はすることができませんでした。昨年は残留争いをしてしまい、今年は一時期は2位まで順位を上げることができましたが、僕自身チームの勝利に貢献できず、最後は悔しい形でシーズンを終えることとなってしまいました。来年こそはもっと柏レイソルの力に、と思っていましたが、選手としてより評価してくれ、必要としてくれたマリノスのもとで戦うことを決断いたしました」
「不甲斐ない試合の後には厳しい声もたくさんいただきましたが、それはすべてアカデミー出身者としての期待の裏返しだったと思っています。ただ、たくさんミスをして、失点に絡んでも変わらずに応援していただいたこと、本当に感謝しています。レイソルでゴールを決めて、柏熱地帯に飛び込んで揉みくちゃにされることが、小さい頃からの夢の一つでしたが、それを叶えることのできないまま柏レイソルを離れることが心残りです」
「これからはタイトルを争うライバルチームの選手になりますが、柏レイソルに育ててもらった選手という事実は変わりません。日立台で試合をやる時は、温かい雰囲気で迎えて下さると嬉しいです。覚悟と責任を持って、行ってきます!」
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