2023シーズンの明治安田J1リーグは、週末に第4節が開催。各チームが連勝、もしくは初勝利を目指す熱い戦いが各地で繰り広げられた。
開幕から唯一の3連勝スタートを切った神戸は今節、6年前の開幕連勝を止められた浦和レッズをホーム迎えた。前半は浦和ペースで進み、21分にはMF伊藤敦樹のボレーが決まってリードを許す展開に。後半は神戸がギアを上げて巻き返しを図ったものの、2試合連続得点中だったFW大迫勇也ら攻撃陣が不発。2017年以来の開幕3連勝も再び浦和の前に屈することになった。
その中で唯一無敗を継続したのが昨年のJ2王者・アルビレックス新潟だ。1勝2分で迎えた今節は、ホームで川崎フロンターレと対戦。立ち上がりから縦に鋭い攻撃を見せ、22分には前線からの守備を機能させてMF伊藤涼太郎が右足一閃。ブレイク中の25歳の2試合連続ゴールでリードを奪うと、その後も相手のプレスを剥がしたところからスピード感のある攻撃を披露。1点のリードを逃げ切って今季2勝目をマークした。一方の今季2敗目を喫した川崎Fは、前半にMF大島僚太、ハーフタイムにはMF山村和也とこの日もアクシデントが相次ぎ、今後に向けて大きな不安が残すことになった。
また今節は3チームに待望の瞬間が訪れた。ホームで2点のリードを奪った北海道コンサドーレ札幌は、前年度王者・横浜FMの攻撃を最後までシャットアウト。セレッソ大阪も終盤に1点を返されたものの、リーグ初先発となったMF香川真司に復帰後初得点も生まれ、サガン鳥栖を下している。未勝利同士の対決となったガンバ大阪とサンフレッチェ広島は、1-1で迎えた試合終盤に獲得したPKをMF満田誠が沈め、劇的な形で初勝利をゲット。それぞれが初白星という一歩を踏み出している。
一方で広島に競り負けたG大阪、名古屋グランパスに完敗に終わった柏レイソル、FC東京に3失点を喫して複数失点が続く横浜FCの3チームが今節も初勝利を手にすることはできなかった。
その他、敵地で湘南ベルマーレを下した京都サンガF.C.が今季2勝目を飾り、鹿島アントラーズとアビスパ福岡は勝ち点1を分け合っている。
■J1リーグ第4節 結果
新潟 1-0 川崎F
神戸 0-1 浦和
C大阪 2-1 鳥栖
札幌 2-0 横浜FM
鹿島 0-0 福岡
柏 0-3 名古屋
FC東京 3-1 横浜FC
湘南 0-2 京都
G大阪 1-2 広島
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