柏レイソルは17日、ネルシーニョ監督が退任することをクラブ公式サイトで報告した。
柏レイソルのクラブ公式サイトは、次のようにネルシーニョ監督の退任を伝えている。
「本日2023年5月17日付けで、ネルシーニョ監督が退任し、井原 正巳ヘッドコーチが新監督に就任することが決定しましたのでお知らせいたします」
なお、ネルシーニョ監督の後任となる元日本代表DF井原正巳ヘッドコーチは、次のようにコメントしている。
「レイソルに関わる皆様へ、いつも応援をいただきありがとうございます」
「ネルシーニョ監督の後を任されることになりました。今の成績は決してネルシーニョ監督だけによるものではなく、我々スタッフも責任を感じています。ネルシーニョ監督のためにも、この現状を変えるべく、チーム、選手、スタッフでもう一度結束して、チームを蘇らせるように全身全霊を尽くします」
「そのためにはファン・サポーターの皆様の今まで以上の応援と後押しが不可欠です。我々とともに、柏レイソルの勝利のために戦ってください。よろしくお願いいたします」
現在72歳のネルシーニョ監督は、ブラジル・サンパウロ州カンピナス出身。現役時代は母国ブラジルのクラブでプレーし、引退後は指導者に転身した。ブラジルやコロンビア、サウジアラビアで指揮を執ったほか、1994年にはヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)のコーチに就任(1995年から1996年は監督)。2003年から2005年には名古屋グランパスを率いた。
2009年から2014年にかけては柏レイソルの指揮官を担当。2015年から2017年にヴィッセル神戸を率いると、2019年より5年ぶりに柏レイソルの監督に就任した。だが、今シーズンの柏レイソルはここまで明治安田生命J1リーグで13試合を終えて2勝5分6敗の16位と低迷。13日に行われた第13節の横浜FC戦に0-1で敗れると、16日に予定していた公開トレーニングが非公開となっていた。
現在55歳の井原新監督は、現役時代に横浜マリノス(現横浜F・マリノス)やジュビロ磐田、浦和レッズなどでプレーした。また、日本代表でも長く活躍し、キャプテンとしてFIFAワールドカップ(W杯)フランス1998に出場。鉄壁の守備を見せたことから“アジアの壁”と称された。引退後は指導者に転身し、2009年と2013年には柏レイソルで代行監督を務めた。2015年から2018年にかけてはアビスパ福岡の指揮官を務めている。
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