各月で最も活躍した選手を表彰する『2023明治安田生命JリーグKONAMI月間MVP』。J1の6月部門では神戸の武藤が選出された。
武藤は現在首位を走る神戸で、得点も奪えてアシストもできる、かつ前線からの守備を怠らないアタッカーとして活躍。今季ここまで8ゴールを挙げている武藤は、6月のリーグ戦では2試合で2ゴール2アシストの記録を残し、今回月間MVPを受賞した。
ここまで19試合を右サイドで先発出場する武藤は、「特に意識しているのはよりゴールへの確率の高い方を選ぶようにしている」と主張。シュートを打ちたい気持ちもあるが、周りの可能性が高いならそっちの確率を信じて選択するようになったと話し、結果が出たことでプレーポジションをFWでという気持ちもあまり多く持っていないと口にした。
プロデビュー10年目を迎える武藤に「デビューした当時を考えて今の姿を想像できたか」と問うと、「全くできていないですね」と笑顔で回答。「僕がデビューした時に目標にしていたのが30歳までなんとかしがみつこうと思っていた。うまくいかないことも多々ありましたけど、それでもいい時も悪い時も頑張り続けてよかったなと思います」と思いを明かした。
残りのシーズンに向けては、「今シーズンは何がなんでもタイトルを取りたいと思いますし、僕自身リーグ優勝したことがないので、この思いは人一倍強いですし、結果で勝利に貢献できたら一番いいなと思います」と今後への意気込みを語っている。
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