14日、各地でJ1、J2、J3が行われた。
J1は2試合が開催された。首位のヴィッセル神戸、2位の横浜F・マリノスを追う名古屋グランパスは、ホームで鹿島アントラーズと対戦。試合は序盤から激しい攻防が繰り広げられ、互いにゴールに近づく場面を作っていく。
試合が動いたのは37分だ。少しずつボールを保持できるようなってきた名古屋は、藤井陽也のサイドチェンジをきっかけにサイドを攻略。キャスパー・ユンカーのグラウンダーのクロスを野上結貴が押し込み、上位追走へ勝点3が必須な名古屋が待望の先制点を奪うことに成功する。
追いかける鹿島は、後半開始から選手交代を積極的に駆使しながら打開を図る。ただ、ゴール前までボールを運ぶことができても、最後のところで名古屋の堅い守備を打ち崩すことができず。終盤に向けて再度圧力をかけたが、ゴールネットを揺らすことができないまま試合は終了。鹿島は痛い敗戦を喫した。一方、白熱した上位対決を制した名古屋は、しっかりと上位2チームを追いかけている。
もう一つの試合では、勝ち星から遠ざかっているサンフレッチェ広島と上位追走のために負けられない浦和レッズが対戦。最後まで手に汗握る好ゲームは、29分に中央で縦パスを収めて前を向いたホセ ・カンテの右足一閃がゴールに決まり、浦和が先手を奪うことに成功する。
だが、後半に入ると少しずつ広島もチャンスを増やし、69分、塩谷司の縦パスを受けたところから持ち出した加藤陸次樹がマリウス・ホイブラーテンをうまくかわしてシュート。広島移籍後初ゴールを沈め、広島が試合を振り出しに戻した。これで勢いに乗ると、後半アディショナルタイム、川村拓夢からパスを受けたナッシム・ベン・カリファが右45度の位置から思い切り右足を振り抜き、見事なシュートがゴールに吸い込まれ、ついてホームチームが逆転した。
そこから最後まで全員守備で守り切った広島は、7試合ぶりの勝利で勝点3を奪取。浦和は痛恨の黒星となった。
J2は5試合が開催。東京ヴェルディがブラウブリッツ秋田に対し、後半アディショナルタイムの佐川洸介弾で勝利したほか、ザスパクサツ群馬がベガルタ仙台を2-0で破り、10戦負けなしで8位となっている。
4試合が開催されたJ3では、愛媛FCがガイナーレ鳥取との打ち合いを制して首位を堅持。アスルクラロ沼津は相模原SCを3-0で下し、3位となっている。
■8月12日開催 結果
・J1第23節:
名古屋 1-0 鹿島
広島 2-1 浦和
・J2第30節:
秋田 0-1 東京V
いわき 1-1 甲府
栃木 2-2 徳島
仙台 0-2 群馬
大宮 1-1 岡山
・J3第22節:
奈良 0-0 讃岐
愛媛 3-2 鳥取
沼津 3-0 相模原
鹿児島 1-2 長野
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