今季5年ぶりにJ1を戦うアビスパ福岡はここまで10試合を消化し2勝4分け4敗の11位と健闘をみせている。その中でチームをけん引しているのが開幕直前に“電撃復帰”を果たしたMF金森健志だ。開幕から全試合に出場する背番号37は第4節・徳島ヴォルティス戦で加入後初ゴールを決めチームに今季初勝利をもたらすと第5節では古巣・鹿島アントラーズ相手に決勝ゴールを叩き込み連勝の原動力となった。
そんな男のアビスパ愛は誰よりも深く、今季に懸ける思いは人一倍強い。
「入団したときからファン・サポーターの皆さんにはたくさんの愛情を頂いて苦しい思いも嬉しかったことも一緒に味わってきた。その恩返しを必ずしたいと思っている」
今季は4チームがJ2に自動降格するレギュレーションの中で前回在籍時の2016シーズンにJ2降格を経験している金森は「勝点は少なからず積み上げて来られているので5年前を知っている僕からするといいスタートを切れたと思います」と手ごたえを口にしながらも「今年のクラブの本気度は計り知れない。自分はその期待に応えないといけない責任があると思う。必ずこの5年周期を終わらせてシーズンが終わったときに笑顔にできるようにしたい」と気持ちを引き締め直した。
5試合勝ちなしの状況で迎える今節・FC東京戦は4試合ぶりのホームゲーム。“博多の男”・金森のチームを勝たせるプレーと鹿島時代の先輩・内田篤人氏と約束したゴールパフォーマンスに注目だ。
Jリーグプレビューショー
毎週金曜日朝6時に配信される『Jリーグプレビューショー』では、週末のカードから注目試合をピックアップし、各節の見どころを紹介する。
16日配信となる#7では、今季5年ぶりにアビスパ福岡に帰ってきたMF金森健志のクラブへの思いや今季に懸ける気持ちを聞いた。
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