18日、各地でJ1、J2、J3が開催された。
全9カードが行われたJ1は、上位陣がそろって勝利し、順位に変動は見られなかった。
首位の横浜F・マリノスはアウェイでG大阪と対戦。前半早々に先制点を許してしまう形でゲームをスタートすることとなった。その後もピンチを招いたがGK高丘陽平のセーブで2失点目を与えることなく我慢強くゲームを展開。前半の内に追い付くことはできなかったが、流れをつかみ折り返しを迎えた。
後半は、圧倒的に横浜FMがゲームを支配し、水沼宏太とエウベルのコンビでチャンスを作っていった。そして56分に西村 拓真のゴールで追い付くとその5分後の61分には水沼の一撃で逆転。リードを奪ってからは盤石の試合運びを見せ、首位をキープした。
横浜FMを追走する立場にあるチームもしぶとく勝点3をつかみ取りピタリと追走することに成功。2位の鹿島アントラーズは、一進一退の攻防が続く中、後半立ち上がりの50分にCKからアルトゥール・カイキが決めた1点を守り切り、勝利を挙げた。
また、3位の川崎フロンターレはホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦。前半に先制を許すなど2度リードを奪われる流れとなったが、69分に小林悠のゴールで2-2の振り出しに戻すと、終了間際にゴールラッシュを見せる。86分に小林のこの日2点目で初めてリードを奪い、89分には家長昭博、アディショナルタイムの90+6分にはマルシーニョがゴールを決め、終わってみれば5-2の大勝を収めた。
さらに、4位の柏レイソルと5位のサンフレッチェ広島も順当に勝利。柏はヴィッセル神戸に、広島はセレッソ大阪にそれぞれホームで逆転勝ちを収め、上位争いに生き残った。
その他の試合では、ゼ・リカルド監督の初陣を戦った清水エスパルスがアビスパ福岡に勝利した。前半に西澤健太とチアゴ・サンタナのゴールで2点を先行。終了間際に1点を返されるも、その直後にベンジャミン・コロリが勝負を決める3点目を決め、勝負を決めた。同じく今季ここまで苦しんでいた浦和レッズもホームで名古屋グランパスに快勝。前半だけで3ゴールを奪う余裕のゲーム運びで今季3勝目を手にした。
今節から後半戦がスタートしたJ2も9試合が開催された中、注目を集めたベガルタ仙台と横浜FCは白熱の90分となった。
口火を切ったのは横浜FC。サウロ・ミネイロが先制点を決め、そのまま1点のリードを保ったまま前半を折り返した。一点、後半は点の取り合いに突入。62分に中山仁斗のゴールで仙台が追い付くも、74分に小川航基、78分に松浦拓弥がゴールを決めた横浜FCが一気にリードを2点に広げる。追いかける仙台は89分にフォギーニョが1点を返すも、あと一歩届かず。敵地で勝点3を奪った横浜FCが暫定ながら首位に浮上した。
城福浩監督が就任した東京ヴェルディはホームでレノファ山口と対戦。佐藤凌我のPKで先手を奪うと、退場者を出した相手に対して数的優位を生かしながらゲームを進めていく。後半には小池純輝と佐藤に2ゴール目が生まれ、3発大勝で初陣を飾った。
また、ホームで勝利したファジアーノ岡山とV・ファーレン長崎がJ1昇格プレーオフ圏内を維持し、降格圏に沈む21位のいわてグルージャ盛岡も勝点3を積み上げることに成功。残留圏への浮上とはならなかったが、20位の大宮アルディージャと勝点で並ぶことに成功した。
4試合が行われたJ3では、鹿児島ユナイテッドが最下位のYSCC横浜を下し、首位に浮上。一方、愛媛FCとの接戦を落とした松本山雅は昇格圏との勝点を積めることができず、痛い1敗となった。
■ 6月18日開催 結果
・J1第17節
鹿島 1-0 京都
湘南 2-0 FC東京
清水 3-1 福岡
磐田 3-1 鳥栖
浦和 3- 0名古屋
柏 3-1 神戸
川崎F 5-2 札幌
G大阪 1-2 横浜FM
広島 2-1 C大阪
・J2第22節
千葉 1-1 大宮
岩手 1-0 徳島
仙台 2-3 横浜FC
栃木 1-1 大分
東京V 3-0 山口
熊本 0-0 水戸
山形 0-1 甲府
岡山 1-0 琉球
長崎 2-0 群馬
・J3第13節
福島 0-1 岐阜
相模原 0-1 讃岐
愛媛 3-2 松本
鹿児島 3-0 YS横浜
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