28日、各地でJ1、J2、J3が開催された。
サンフレッチェ広島と名古屋グランパスの一戦は1点を争うゲームとなった。
キックオフからすぐ、名古屋をアクシデントが襲う。絶対的守護神のランゲラックが負傷交代。武田洋平が代わりにゴールマウスを守った。その後はジュニオール・サントスとナッシム・ベン・カリファの強力2トップを軸に広島が攻める時間を多くしていったが、武田が好セーブを見せるなど、前半はスコアレスで折り返した。
後半は、名古屋の積極性が光ったが、先制に成功したのは広島であった。58分、ゴール前でFKを得ると、キッカーを務めたのは野津田岳人。背番号7が得意の左足を振り抜くと、GKの逆を突いた美しい軌道でゴールネットを揺らした。
追いかける展開となった名古屋は選手交代を使いながら流れを引き寄せにかかるが、なかなかチャンスを作ることなく時間は経過。終盤は互いにゴールに迫ったが、次の1点が生まれることはなく、新型コロナウイルスの影響で前節が中止となっていた広島が難しい日程の中で勝点3を手に入れた。
アビスパ福岡と浦和レッズの一戦はスコアレスドローで決着となった。
アウェイに乗り込んだ浦和はドリブラーの松尾佑介を1トップで起用する形でスタートすると、早速、6分には松尾を起点に明本考浩がポスト直撃のシュートを放つなどチャンスを作った。
前半はその後、修正を効かせた福岡が盛り返したが、後半もボールを保持し攻撃を仕掛けていく。そしてアレックス・シャルクの鋭い右足のシュートはGKに阻まれた。
さらに攻め込む浦和であったが、結局最後までゴールを奪うことは出来ず、勝ちなしは9試合に伸びることとなった。
また、J2は2試合が開催され、どちらのゲームも1-1で終了した。
相馬直樹新監督の初陣となった大宮アルディージャは、敵地に乗り込んで東京ヴェルディと対戦。前半に先制点を与える流れとなったが、主導権を握り返した後半に奥抜侃志のゴールで追いつくと、さらにそこからは逆転まで持ち込めそうな雰囲気を作り出したが、2点目は奪い切れず、勝点1を分け合う結果となった。
1試合が開催されたJ3は、星川敬監督が就任した直後の試合となったYSCC横浜が林友哉が奪った1点を守り切り今季初勝利。新体制のスタートとしては最高の結果を手に入れた。
■ 5月28日開催 結果
・J1第16節
広島 1-0 名古屋
福岡 0-0 浦和
・J2第19節
熊本 1-1 甲府
東京V 1-1 大宮
・J3第10節
北九州 0-1 YS横浜
関連記事
● 変革元年を戦う両者。FC東京対鹿島アントラーズの見どころ | 日程・放送・配信予定 | Jリーグ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?