ついにプレーオフ出場権を巡る戦いが決着した。
最終節を前にファジアーノ岡山、ロアッソ熊本、大分トリニータの3チームは6位以内を確保。J1参入プレーオフに出場できる枠は残り1つとなっていた。
可能性を残していた6位の徳島ヴォルティスは、勝てばチャンスのある8位のモンテディオ山形と敵地で対戦。7位のベガルタ仙台は、こちらも敵地でブラウブリッツ秋田との一戦に臨んだ。
得失点差を考えれば、勝利を手にすることで6位が確定する徳島と勝点差1で追う山形の対戦は、序盤から試合が動く。15分、山形が前線からプレッシャーをかけていくと、徳島がビルドアップで痛恨のミス。これを逃さず奪った山形は素早く前線で待ったFWディサロ燦シルヴァーノに渡すと、ディサロが左足を一閃。鋭いシュートがゴール右に決まり、山形が先制に成功した。
これでトーンダウンした徳島にさらなるアクシデントが起こったのは20分のこと。背後に抜け出ようとした選手をエウシーニョが手で引っ張って止めてしまい、2枚目のイエローカードで退場処分に。ビハインドに加えて数的不利を余儀なくされてしまった。
こうなると試合の主導権は山形に。後半に入っても優勢に進め、58分にはMF藤田息吹のクロスに再びディサロが決めて大きな2点目を奪取した。
山形はゲーム終盤にPKでさらに1点を加えて試合終了。3-0で勝利し、他会場の結果を待つことになった。
一方、徳島が敗れたことで勝てば6位以内を確定できる仙台だったが、敵地で秋田に大苦戦。押し込みながらも相手の堅守を崩せないままゲーム終盤に向かった。
終盤は選手交代を駆使しながら秋田ゴールに近づくも、最終的にゴールネットは揺らすことができず。このまま試合はスコアレスドローで終わり、勝点1を積み重ねたが7位でフィニッシュ。最終節、唯一勝利した山形が逆転で6位となり、プレーオフ出場権を獲得した。
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