8日、各地でJ1、J3が開催された。
J1で最も注目されたのは、名古屋グランパスと横浜F・マリノスの上位対決だ。
試合はホームの名古屋がいい入りを見せる。相手をしっかり捕まえてプレスをかけていくと、奪ってからは素早い攻撃を展開。8分にはバイタルエリアでルーズボールを拾ったFW永井謙佑がシュートを放つと、相手にディフレクトしたボールがそのままゴールに吸い込まれ、名古屋が先制に成功した。
ただ、首位を走る横浜FMも時間が経つにつれて相手の狙いを理解しながら攻撃を仕掛けていくと、28分にはGK一森純のパントキックに抜け出したエウベルがGKを交わしてゴールに流し込み同点。さらに35分には華麗なパスワークから最後はMF藤田譲瑠チマがゴール右に決め切り、前半のうちに逆転して後半へと折り返した。
後半、開始早々に試合が動く。47分、DFエドゥアルドのミスを拾ったところから名古屋が素早く攻撃を仕掛け、FWマテウス・カストロのラストパスにFWキャスパー・ユンカーが合わせてすぐさま試合を振り出しに戻した。
終盤は互いにチャンスを作り出したが、あと一歩のところでゴールは生まれず。白熱の上位対決は互いに勝点1を持ち帰る結果となった。
等々力陸上競技場では、川崎フロンターレと横浜FCの神奈川ダービーが開催。試合は序盤から川崎Fが主導権を握りながら攻撃を展開していく。すると、13分に左サイドからのクロスをFW山田新がうまく合わせ、ホームチームが先制点を手にした。
これで勢いに乗った川崎Fは、33分にFW宮代大聖がPKを沈めて追加点。前半を2点のリードで折り返すと、後半もうまくゲームをコントロールしながら試合を進め、89分に途中出場のMF瀬川祐輔がダメ押しの3点目を決めた。このままゲームを締めた川崎Fが神奈川ダービーを制している。
そのほか、サンフレッチェ広島と鹿島アントラーズの一戦は互いに譲らず1-1のドロー。好調の浦和レッズもFC東京とドローに終わり、サガン鳥栖は終了間際のFW富樫敬真弾でセレッソ大阪に勝利している。
J3は6試合が開催。松本山雅FCが琉球FCに逆転負けを喫したほか、上位勢ではFC今治がアスルクラロ沼津に引き分けて勝点3を手にすることができなかった。
■7月8日開催 結果
・J1第20節
名古屋 2-2 横浜FM
広島 1-1 鹿島
浦和 0-0 FC東京
柏 1-1 湘南
川崎F 3-0 横浜FC
G大阪 1-0 京都
福岡 2-1 札幌
鳥栖 2-1 C大阪
・J3第17節
YS横浜 1-2 讃岐
宮崎 0-2 鳥取
岩手 0-1 北九州
琉球 2-1 松本
八戸 4-0 長野
今治 1-1 沼津
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