パリ・サンジェルマン(PSG)は、フランス『ル・パリジャン』のキリアン・エンバペに支払われる報酬に関する報道を受け、これを否定し、法的措置に出る可能性を示した。
今夏の移籍市場でのレアル・マドリー移籍が有力視されていたエンバペだが、5月に2017年からプレーするPSGと3年間の新契約を締結。長らく契約交渉が停滞していた同選手を引き留めるために、クラブは好条件のオファーを提示したと考えられていた。
そんな中、『ル・パリジャン』はこの度、PSGとエンバペの契約に関する詳細を報道。フランス代表FWには3年契約で最大6億3000万ユーロ(約930億円)が支払われ、チームメイトのリオネル・メッシがバルセロナ時代に支払われていたとされる総額5億5000万ユーロ(約810億円)などを上回るフットボール界、さらにスポーツ界において最高額の契約になるようだ。
この『ル・パリジャン』の報道に大きな注目が集まる中、PSGは声明の中で報道を否定。「PSGは一つの詳細も正しくはないこの報道が誤りであることを主張する。このメディアが誤った報道を流したのが重要なチャンピオンズリーグフットボールの数日前というタイミングにも驚かされている」と発表した。
また、イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、自身の『Twitter』で「パリ・サンジェルマンは法的措置を検討するとも耳にした」と伝えている。
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